いまから18年くらい前だろうか仕事の休憩中


なにげなく言われたはなしで「そういえばマラソンのシーズンっていつなの?」って聞かれたことがあって


「だいたい9月から3月くらいじゃないですかね」って自分が答えたところ


「そうだよね7月か8月の40℃ちかいなか42・195キロも走ってたら死んじゃうよね」って言われた瞬間に


自分がすごくバカにされたようなスイッチはいる瞬間があった、とてもみじめな気持ちになってしまった


いろいろ考えてて春夏秋冬どこでも42・195キロを平均の成績でゴールできなきゃそんなの本物じゃないのではないかと思うようになった


たまに雨だったらマラソン大会って中止じゃないの?って言ってくる人もいて、そんな小学生の運動会じゃあるまいし暴風警報で電車が何時間もストップするとか特別なことでもないとめったに中止になんかなりませんよ


そのおかげで8月の北海道マラソン3時間25分くらいでゴールした7月の函館マラソンどしゃぶりの雨のなか3時間40分でゴールした2月の京都木津川マラソンは雪のなか3時間30分でゴールした5月の黒部マラソンも灼熱地獄のなか3時間40分でゴールしたなどいろんなことをすることができた


ものすごく大変だったけど天気に恵まれたなかだけでいい成績を残してもつまらないのでやっといてよかったと思う


さらに言うと2年前にコロナウィルスというのがやってきてエントリー予定のマラソン大会すべて中止や延期ばかりになって


いつも自分がマラソンやってるとすごく喜んでくれる人もそれでもやっぱりまたマラソンやりたいってはなしをしたときに


「やるのは自由だけど変なもんうつされてまきこまないでね」と言われたことがある


ちょうど志村けんさんが亡くなりましたってニュース流れて2ヶ月後くらいのコロナウィルスのピークでみんな不安だらけのなか言われてもしょうがないことを自分もアホだったと思うが


もし世の中すべてを敵にして友達がひとりもいなくなることになってもそれでもマラソンやりたいのか?


それでもやっぱりやりたいが自分の答えだったこと


このはなしもし60才まで現役のフルマラソンゴール達成したら、もう一度もうちょっとこまかくブログにしたいなと思う


そこまでたどりつけなかったとしても、これだけひとつのことに集中できるものって、そんなに出会うこともないと思うので本当に幸福なことで


明日で急に引退することになってもマラソンありがとうって変わらないのだと思う