1月の中学受験まで、あと数十日を残すのみとなりました。正確に言うと、推薦入試や帰国子女の中学入試は始まっています。私のもとにも、既に嬉しいお知らせが届いております。

 

 

さて、受験生にとって正念場であるこの時期ですが、現在小4や小5のお子さんは、学年が上がるまでの間、何をしたら良いでしょうか。今回は国語の自学に絞って述べたいと思います。

 

① 知識事項を復習する

 

国語における知識事項といえば、「漢字、四字熟語、慣用句、ことわざなど」が挙げられます。たとえばお子さんが小5ですと、かなりまとめて学習したかと思います。これらを6年生になってやり直していたのでは、かなり出遅れてしまいます

 

とはいえ、毎年、そういう子がかなり多いのも事実…。知識事項を次の学年に持ち越さないこと。基本的なことのようですが、意外と徹底されていません。これをまずは最優先させましょう。

 

手前みそですが、四字熟語や慣用句などは、拙著「受験国語の必須語彙2800」を利用するのも良いでしょう。大手塾のテキストに収録されている語彙は、(ほぼ)網羅しているかと思います。新6年生でしたらA・Bレベルをおさえておくのを目標としましょう。Cレベルまである程度できている人は、御三家レベルとなります。

 

その他、国文法もおさらいしておきましょう。品詞(動詞、形容詞、連体詞など)や語の識別(「ない」「れる・られる」「の」など)などです。5年生でしたら、習った内容がそのまま入試問題レベルです。それ以上の内容は出ませんので、あとになってやり直すことがないようにきちんと反復しておきましょう。

 

② 文章読解問題の誤り直しをしてみる

 

塾のテキストやテストなどで出てきた文章読解問題を解きっぱなしにしていませんか? 文章題は解きっぱなしでは、国語力アップにつながりません。でも、多くのご家庭では放置状態だと思います。

 

今まで解いた文章読解問題のうちから、特に正答率が低かった問題をピックアップして、誤り直しレポートを作成してみましょう。誤り直しレポートの作成法はYouTube動画でも詳しく説明していますので、そちらもご参照ください。誤り直しをしっかりと習慣づけることで、安定した読解力を培うことができます。

 

「国語が苦手なお子さんは、誤り直しができないのでは?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、大丈夫です。「その子のレベル」で始めればいいのです。

 

 

③ 少しだけ先取り学習をする

 

こちらは「国語が得意な子限定」です。国語は厳密な意味では、学年の切れ目はありません。下の学年の子でも、上の学年の教材にチャレンジすることが可能です。

 

市販のテキスト(たとえば四谷大塚の「予習シリーズ」など)で1学年上のものを解いてみるとよいでしょう。今はできなくても、気にすることはありません。次の学年はどのような文章レベルなのか、設問はどういう感じか、雰囲気をつかむだけでもいいと思います。国語は1学年違うだけで、本文、設問ともに、かなりレベルが上がった印象を受けます。でも、お子さんもレベルアップしますので、必要以上に心配することはないでしょう。

 

中学受験が間近にせまった、緊張感が高まるこの時期にこそ、これまでの総復習をきちんとしておきたいものです。

 

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