今回のブログは、保護者様からのメールを、掲載許可をいただきましたうえで、そのまま引用いたします つい数日前の、届きたてほやほや(?)のメールです!
第一志望校の合格発表直後の「生の声」が分かる素敵な内容ですので、ぜひお読みいただけたらと思います。褒められて面はゆい部分もありますが(笑)。
◎お名前および塾名はプライバシー等を考慮し、私の方で一部を伏せ字といたしました。私の修正箇所は(※)印の箇所です。
◎メールの生徒さんは地方在住の方です。
5年生までは長期休みに上京されて対面授業を、
6年生からはオンライン授業を受講されてました。
また指導当初(小学5年時)は、「算数型」の男の子でした。
第1志望校はラ・サール(鹿児島)です。
・・・・ 以下、メールの文面です ・・・・
こんにちは。〇〇(※保護者様のお名前)です。
いつもお世話になっております。
2月になって、先生も少しはゆっくりされてますか。私は発表後、入学手続きに追われておりました。いろいろするべきことが多いんですね。
先生が今年度より授業スタイルを変更されるとのことで、2月になってゆっくり連絡をした方がご迷惑にならないかなと思い、本日メールしたところです。
少し長く、相変わらず下手な文章ですが、
読んでいただけるとうれしいです。
試験終了後、報告を少ししましたが、
実は、その後、「得意の算数があまりできなかった」という話になり、先生にメールしたのち、息子が泣き始めました。
「まさか、得点源の算数で…」と、私達夫婦もびっくりするやら、胸が苦しくなるやらで、その日の夕食からは食事がのどを通らず、合格発表までは、暗く長い時間をすごしました。
「息子の前では冷静でいないといけない」と思いました。しかしながら、私は動揺が隠せず、ダメな時の進学先や、「高校受験でラ・サール高校を再チャレンジするのは、息子にとってどうなんだろう」と考えて、つい無口になってしまいました。
すると、息子のほうが、
「大丈夫だと思うよ、きっと受かってるって!」
といって、私を気づかってくれました。
ダメな母親だなと反省しました。
息子の方が、よほど「大人」になってました。
入試後、○○(※地元の大手塾名)では、自己採点会をしているようですが、○○(※生徒さんが通われていた塾名)はしないので、息子が何点ぐらいなのか気になりましたが、某塾の解答速報を見る勇気もなく…。
息子はなんとなく185から195点ぐらいかなと言ってましたが、去年は200点だったので、正直、合否は微妙なところだと思いました。
そして発表まで、毎日のように学校から帰っては、「あぁ。今日、社会の間違いを見つけてしまった…」というので、私はますます「ダメかも…」という気になりました。
その一方で、インターエデュの掲示板を見て、去年よりは合格最低点は下がりそうだとか、国語の漢字語句が難しかったとか、○○(※塾名)の受験生は国語が4〜5割ぐらいだと知り、少し安心したり。
ネットの情報に一喜一憂したらいけないとわかっていても、心が揺れ動く日々でした。
今年のラ・サールの発表は、4日後と去年より1日遅れの発表でした。長く、寝られない日が続きました。受験って、ホントに「精神修行」ですね。
息子は、
「国語が語句は20問中12問ぐらいしか自信ないけど記述はできたから、国語で算数をカバー出来たかもしれない。6割は取れている。先生に言われた通り、解答要素にチェックも出来ていた。離れた解答要素も見つけられたんだ。チェックした問題用紙を見せたかったぐらいなんだ。」
と、自信があるようでした。
私は、その段階では、まだ解答速報も見ていなかったし、「みんなが国語は4〜5割といっているのに、6割越えはさすがにないのではないか」と素直には喜べずにいました。
先日、やっと解答速報を見て、
国語、算数は65%前後、
理科、社会は80%ぐらいの正答率だったことがわかりました。随分心配しましたが、算数以外はよくできていました。
本当に今回の入試では国語で救われたと思ってます。出典にも恵まれたし、ラ・サール特有の記述パターンは、井上先生に特訓していただいて、かなり慣れていました。息子も解きやすかったのではないかと思いました。
○○さん(※昨年度、ラ・サールに進学された私の教え子さん)から最近聞いたのですが、今年の国語の最高点は72点だったそうです。平均点も低そうですね。井上先生の授業を受けていなかったら、4割ぐらい、もしくはそれ以下であったかもしれないと思うと、恐ろしくなりました(汗)。
息子はもともと「国語は、合格点とまでは言わないので、受験者平均はとりたい!」というところからスタートしました。でも、「入試本番では合格者平均も超えたのではないか!もしかすると成績上位の方だったりして!」といってます。(笑)
ラ・サールに出す書類に、得意教科を書く欄があるのですが、
「算数は入試本番で失敗したから、恥ずかしくて書けないなぁ。国語って書こうかな」と調子に乗っていってました。(笑)
本当にありがとうございました。
息子も、
「最後まで井上マジックが炸裂したね。
井上先生が事前に『出るかもよ』と言って渡してくれた『朔と新』が出たとわかった瞬間、ぼくのテンション上がったもん! 本当に井上先生のおかげだよね」と言っていました。
そういえば、先日、息子と本屋さんに行き、『朔と新』を買いました! 宝物にするそうです。そして、あまり本を読まない息子が珍しく読んでます。今年は『朔と新』が入試にたくさん出ているようですね。でも、まさか、ラ・サールがかぶるとは思いませんでした。しかも、稲垣栄洋さんのも、結構かぶっているようで…。
先生に出会わなかったら、国語は、苦手意識を持ったまま、不安な気持ちで入試を迎えただろうし、算数、国語とコケたら、第一志望校のラ・サール合格は難しかったかもしれません。
また、仮に算数で点数を稼げて、なんとか入試を乗り越えることができたとしても、やはりその後、中学、高校の国語も不安でいっぱいだったかもしれません。
あのまま「○○(※以前、通っていた国語塾)」に通い続けていたら、国語嫌いになったことは間違いないです!(笑)
受験そのものも、嫌になっていたのではないかと思います。
国語の勉強を楽しく、さらに力もつけていただき、ありがとうございました! ちゃんとした先生にちゃんとした指導を受ければ、苦手であってもできるようになるんだと実感しました。
先生の授業は大人の私も楽しく勉強できるもので、息子と一緒に授業を受けていて、「自分が子供の時このような指導をうけていたら、もっと私も違っていたかもしれない」と思いました。
普段の先生は冷静でいて、ポロっと面白いことをいうのも、楽しみでした。
思いおこせば、先生には2018年9月のブログにメッセージを送り、ご丁寧に返事をいただいてからのお付き合いでした。あの時、思い切って、メッセージ送って、上京して本当によかったと思います。
井上先生はみんなが賞賛するカリスマ講師であることは間違いないけど、〇〇先生(※著書もある某カリスマ講師の名)みたいに全然偉そうにしていないし、身近に感じることも多くて、楽しい時間でした。
地方に普通に暮らしている私達が、有名な先生の授業を受けることができ、最後まで見守っていてくださるなんて、本当にありがたいことでした。オンライン授業さまさまです。
長くなりました。
このようなメールをすることが、もうなくなってしまうのは、私もさびしく涙が出そうになります。あっ、今、涙が出ました(笑)。
ちょうど、去年の今頃は、上京してホテルや台東区民センターで教えていただき、お昼を一緒に食べて、浅草でお別れした頃ですね。
先生との授業の後、解説やポイントなどをノートに整理していたのですが、後半分が追いついてなかったので、落ち着いたら音声をもとに聴きながらまとめて、先生の鋭い指摘や、ツッコミを聞いて、また楽しみたいと思ってます(笑)。
ノートは中学生になってからもきっと役に立ちますね。最強ノートを作り上げます。
○○(※通われていた塾名)では20人以上の合格が出ました。意外と多かったです!意外な合否もありました!息子はたくさんの仲の良い友達と一緒に通えることをとても楽しみにしています。
公立中より勉強は大変でしょうが、他は割と自由なので、息子はのびのびと新しいスタートにたって、がんばってくれるものと思います。
最後にお願いですが、息子がお礼の気持ちを伝えたいとのことで手紙を出したいといってますが、住所を教えてはいただけないでしょうか。もちろん住所は秘密にしますし、難しいなら断っていただいてもかまいません。
今後はいちファンとしてブログや動画配信など楽しみに、先生の健康とご活躍を心からお祈りしています。
そのうち、〇くん(※昨年度、ラ・サールに進学された教え子さん)との2ショットでも撮れたらお送りしたいです。
あっ、もう1人関東の出身の生徒さんもいらっしゃいましたね。
今後も井上ラボ生が知り合いに増えて、先生の話ができると楽しいです。
昨日から首都圏の発表があるようですね。
たくさんの吉報が先生のところに届いていますように❗️
長文、乱文になりまして、失礼しました。
気のきいた文章は書けないのですが、伝えたいこと多すぎて(笑)
まだまだ、先生とお話ししていたかったですが、国語の勉強で困っている、次の生徒さんにお時間を譲らないといけないので、このあたりにします。
本当にありがとうございました。
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他の保護者様からも、心温まるメールを多数いただきました。また機会がありましたら、保護者様のメールやお便りをご紹介したいと思います。
こうして多くの受験生やご家庭と喜び(そして、ときには苦しいこともあります)を分かち合うことができる家庭教師という仕事は、ホントに良い仕事だなぁと誇りに思います。家庭教師は、生徒さんやご家庭との距離の近さが塾講師以上です。
これからも質の高い授業ができるように精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
【空きコマ(全て遠隔授業)】 2月6日現在
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