集団塾や個別指導塾の授業は、基本的には親御様には公開されるべきだと私は考えております。

家庭教師はお子さんが拒否しない限りは「公開」されていますね。
集団授業を行う塾で授業公開をお断りしている場合の、
塾側の言い分としては、
「他の生徒さんの気が散る」
「プライバシーの問題」
「保護者間の無用なトラブル回避」
などですが、
生徒が気が散るのは講師の力量不足、
プライバシーに関しては、そもそも塾の送迎の時にバレるだろうと思います。
そして、保護者間のトラブル?
だったら、学校の授業参観はどうなるのって思います。
何だかどれも腑に落ちません。
全て後付けの理由ですよね
まぁ、本音を言えば、
外部に見られたくない授業があるからです。
こうストレートに言ってしまっては、身もふたもないことなのですが

。
特に、下位クラスに経験の浅い非常勤講師や学生講師を担当させているのならば、公開したくはないと思います。
※もちろん、例外もあります。
私も下位クラスを担当することはありました。
その時は本気で授業をしていました!
そして、現状は経験不足の先生が下位クラスの教壇に立っていることが多いようです。
もしくは、ベテラン講師と若手講師のペアとか。
これならまだマシです。
ホントは下位クラスこそ、百戦錬磨のベテラン講師が担当すべきなんですが。
「指導力の高い講師は、できるだけ上位クラスを担当してもらっています」
そんなことは口が裂けても言えません。
でも、それが本音でしょう。
では、親御さんが授業を見学するメリットとデメリットって何でしょうか。
え?
メリットこそあれ、デメリットなんてあるのと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、物事には表と裏が必ずあります。
今回はその両面を掘り下げたいと思います。
【メリット】
□ お子さんの授業内容が分かる
「中学受験は進学塾に通わせていれば、何もしなくても心配ないわ」と思っている親御さんは、さすがに少ないと思います。
特に「集団塾の授業は『学習のペースメーカー』に過ぎない」と言い切る方もいらっしゃいます。
意外かもしれませんが、レベルの高い子の保護者ほど、その傾向が強いようです。
いずれにしても、親御さんも授業内容は、ある程度は把握しておく必要があります。
すべてを塾任せにしないことが肝要です。
「塾に任せっきりにしておくんじゃなかった」と入試前に気づいても、後の祭りというものです。
□ 自宅でのサポートがしやすくなる
上記の内容からの続きですね。
お子さんの勉強に関して、時には直接教えたりして学習理解を補ってあげる必要があるかもしれません。
集団塾では「親御さんは勉強を教えなくてOKです!」という言葉を鵜呑みにして放置していると、とんでもない状態になる場合があります。
中学受験は生活面はもとより、授業の内容面でのサポートも不可欠なのです。授業内容のサポートが難しい場合は、オプションでプロ講師に依頼するしかありません。
ただし、高額な授業料をとる「自称」ベテランプロ講師もいるので注意が必要です。
□ 子どもの授業中の態度が分かる
「家に帰ってきて、算数の問題を解かせてみると、全く分かってない。私が一から教えています。
ウチの子はいったい塾で何を教わっているんでしょうか?」
実際に親御さんから受けたご相談というか、まぁ、完全なるクレームですよね。しかも、一度ではなく何度も、国語講師の私宛に。
幸い、私の勤務していた集団塾はたしか「授業見学OK」でしたので(確か)、「いつでも授業をご覧ください」とお答えしていました。
が、この応対は、塾側にすると諸刃の剣です。
その後の展開は、推して知るべし、です(笑)。
その講師を採用した塾の担当者の責任でしょう。
□ 講師の質を確認できる
また上と繋がりますが、塾の質は講師の質で決まります。
これは間違いないです。
派手な広告や、どこかの本に書いてあるような小手先のマーケティングで一時的に集客できても、メッキはすぐに剥がれます。
消費者、すなわちご家庭と生徒さんはとても賢いのです。
講師を大切に扱わない塾は、確実に衰退します。
これは長い間、塾業界に身を置くものとして確信しております。
そして、親御さんの目は正しいということも。
往々にして、子どもは
「楽しい授業をする先生=厳しくない先生・優しい先生」
と感じる場合が多く、そういう意味では、子どもの感覚はあまりあてになりません。
やはり講師の質は、海千山千の大人が厳しくジャッジするべきなのですね。
【デメリット】
□ 授業内容の質が分かりすぎる
メリットで書いた逆が、そのままデメリットになります。
もし授業内容に不満を抱いたらその後どうするか、ということです。これまた、悩みのタネですね。
□ 時間が割かれる
お子さんの授業に同伴するということは、その時間を投資するということです。忙しい親御さんにとって、これは大変な負担だと思います。
□ 物理的に時間がない
そもそも、平日の夕方は仕事が抜けられない方もいらっしゃると思います。職場の同僚の方に「子どもの塾の授業見学に行ってきます」とはなかなか言いにくいものです。
□ 子どもの授業態度にイラつく
子どもは大人とは違い、集中力が持続しないのが一般的です。
親御さんが「もっと集中しなさいよ!」と言ったところで、馬耳東風ということもあります。
また、成長期は眠気も襲います。
集団塾のみならず、一対一の個別指導でも、眠くなる子はいます。実は授業がつまらないから寝るというわけでもなく(まぁ、ゼロかどうかは分かりませんけど)、純粋に眠いから寝そうになるのです。
さらには、先週、いや、昨日習ったことすら、すっかり忘れる子もいます。これは例外的ではありません。
そういう我が子を見て、ため息をつき、イラつくのは愛情の裏返しとも言えます。
こういう場合は、とにかく「忍の一字」です。
□ 講師の質が見えすぎる
我が子に中学受験をさせようとする保護者は、ご自身も中学受験を経験されるなど高学歴の方も多いようです。
そうしますと、素人に毛の生えたレベルの講師なら(失礼!)「親御さんの教え方の方が上手では?」という笑えない話も出てくるわけです。
パパは算数担当、ママは国語担当という話はよく耳にしますが、これって、塾不要論にもなりかねません。
何だかんだ言っても、百聞は一見にしかず、ですので、一度はお子さんが通われている塾の授業見学されることをお勧めします。
防音された教室の外からでも、白黒のモニター越しでも、とにかく「見ないよりはまし」だと思います。
そういえば、お子さんのケイタイが誤作動でオンになっていたことで、授業の様子を知り、あまりの騒々しさに愕然としたという保護者の方がいらっしゃいましたね…

以上、授業見学について持論を述べてみました。
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【2018年度レギュラー授業の空きコマ】
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〔11月〕
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