先日、ある保護者の方から、

「先生のブログを拝見していますが、少し言いたいことを書きすぎではないですか? 敵を作ってしまうのではと心配です…」

という趣旨のメールをいただきました。

 

ある意味では、大変ありがたいことです。

でも、毒にも薬にもならない無難なブログを書く気は私はありません(あ、こういうストレートな物言いがダメなんですねニヤリ)。

むしろ、賛否両論のネタをとりあげたいと思います。

 

余談ですが、The Japan Times という英字新聞の1面に 

All the news without fear or favor

(すべてのニュースは恐れやえこひいきなく:私の勝手な訳です!) 

という文言があるのですが、私はこのフレーズが大好きです。

 

 

程度にもよりますが、ブログも言いたいことを自由に綴るべきだと考えています。

 

もちろん、特定の個人や団体を誹謗中傷することは本意ではありません。ですから、できるだけ固有名詞は使わずに述べたいと思います。


今回のお題は、以前から書きたかった1:2の個別指導についてです。

最近は、学習効果を考えて1:2を廃止する塾も出てきたようですが、依然として1:2指導を行っている塾があります。

 

そもそも、「1:2とか1:3とかって『個別』指導なのか?」という問題もあります。私の考えを先に述べておきますと、個別指導とはマンツーマン(1:1)授業しかないのではという気がします。


しかしながら、物事には何事もプラス面マイナス面がありますので、1:2指導の良いところ、悪いところを整理していきたいと思います。


【 プラス面 】


① 費用が1:1に比べて安い(はず)


当たり前と言えば当たり前ですが、生徒を複数相手にするので、1:1よりも費用は安くなります。単純に算数の計算でいくと、ご家庭が支払う負担は1:1の費用の半分になるはずですよね?

 

ところが、儲け主義の塾では、ご家庭での負担を半額にせず、講師への報酬(支払い)も1:1とほとんど変わらないというところもあるようです。そうすると、講師のモチベーションも急激に低下します。

あ、いきなりプラス面ではなくなってしまいました…(笑)。


② 1:1が苦手な子に向いている


まれに、講師と1:1だと気づまりだという小学生もいるようです。

「いるようです」と書いたのは、私はそういった生徒さんを指導したことがないからです(少なくとも私の認識では!)。

この場合は1:2や1:3で、生徒側の緊張が緩和されるということも考えられます。

 

でも、こういう傾向のある生徒さんは集団授業だとかなり危険ですね。

「危険」というのは、授業内容を半分も理解していない可能性があるという意味です。

 

 

また、講師のほうも生徒さんにプレッシャーをかけすぎないように気をつける必要があります。

集団授業で体育会系のノリでゴリゴリと授業していた講師」は往々にして個別指導は不向きなので、要注意です笑い泣き


③ 演習時間がとれる


「演習時間がとれる」というより「とらざるを得ない」といったほうが正確かもしれません。別の子を指導しているときに、何もせずにぼ~っとさせるわけにはいきませんので、何か問題を解かせるわけですね。

言葉は悪いですが、「勉強した気にさせる」必要もあるわけです。

【 マイナス面 】


① 解説時間は公平に割り振られると半分、不公平だと半分以下に…


私は1:2や1:3の指導を同時にできる講師は、まるで興福寺の阿修羅のようだと考えています。とても人間業ではありませんね。

今まで、同時進行で適切な指導ができている講師を見たことがないので肯定的なイメージを抱くことができません。個人的にはメジャーリーガーである大谷選手の二刀流よりもハードルが高い気がします(笑)。

 

そういえば、ある保護者が「1:2指導は高い自習室みたいなものだ」とおっしゃっていました。なるほど、私もこの意見には同感です。

 

私が「1:2をやれ」と言われたとしたら、仮に90分の授業だと半分に時間を区切るしかないと思います。45分って、あっという間です。受験学年レベルの問題だと数問しか解説できません。


② 別の子の指導の時に気が散る


1:2の授業内容は個々に違います。学年も性別も教科もレベルもまちまちです。基本的には、別の生徒の指導内容を聴いても役に立たないどころか、集中できずに煩わしいだけなのです。


③ 講師の指導能力が問われる


前述したとおり、複数の生徒に別の授業内容を教えるという高等技術は、スーパー講師でないとできません

いや、可能かどうかも私は懐疑的です。

 

ちなみに、私が1:2の授業を引き受けるときの絶対条件は「授業内容が同じであり(『通っている塾が同じ』など)、双子の場合のみ」です。

今まで数例ありました。授業内容が同じだと授業の流れを分断することなく、片方の生徒さんを待たせても親御様は不満に思わないからです。なぜなら、どちらも「わが子」だからです爆  笑

 

私は教室に100人ほど生徒さんを集めて授業をしたことがありますが、1:2の同時指導はそれ以上にハードルが高いと感じます。


④ プライバシーの問題


授業で「何が分かり、分からないか」は、ある意味では重大な個人情報です。もし片方の生徒さんが「〇〇ちゃん、こんな問題もできなかったよ~」と周りの人に漏らしたら、果たしてその子(生徒さん)を責められるでしょうか? 小学生なら十分にありうることです。

 

テストの振り返り授業ならどうでしょうか? 

テストの点数や順位など個人情報が洩れまくりです…。

以上のことから、井上国語ラボ(家庭教師)では、1:2指導は基本的にお断りしております

 

もちろん、私が週に1回出講しておりますβ国語教室さん(http://www.beta-kokugo.co.jp/)では、完全マンツーマン授業です(ハイレベルなプロ講師の1:1指導を、1時間あたり8000円で受けられるのですから破格だと私は思います)。

 

現在、1:2指導の授業を受けていて「集団授業よりはましかなぁ」と思われている親御様は、少し発想を変える必要があるかもしれません。

 

【 井上国語ラボ(家庭教師) 2018年度 空きコマ状況】

● キャンセル待ちも随時受け付けております。

● 保護者を対象とした国語勉強会(カウンセリング)も承ります。 

☞ 平日の昼間限定で、ご自宅等までお伺いいたします。

親御様向けの国語授業も行っております(授業形式)。

● 算数講師のご紹介もいたします(中間マージンはごさいません!)。

● 詳細はfunkywellup@gmail.comまでお気軽にご連絡ください。

↓「にほんブログ村」のバナーか文字部分を、PCで一日ポチッとしていただければ励みになります!

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村