昆明のタクシーは、まるで素人みたいな運転手が多いのですが、昨日乗ったタクシーは一味違いました。
一般的に昆明のタクシー運転手は、
1.まず運転が荒い。
2.そして道を知らない。
(大きな道しか把握していないから、ぐるっと迂回して行く傾向があるのと同時に、渋滞に巻き込まれやすいです。それを避けるには、客が細かく指示をする必要があります)
3.さらに小銭を持っていない。
(以前など、タクシーに乗ってから私が「100元札しかないけど」と言うと、「じゃあ、どこかの店で水とか買ってお金をくずして」と運転手が言うので、「嫌だよ。中国銀行でくずしてもらえば?」と言うと、仕方ないといった面持ちでスーパーのところで停車し、カップめんを買って小銭に換えていました)
昆明のタクシーは水色。
しかし昨日のタクシーは違いました。
行き先を言うと、迷わず最短距離で走っていきます。
運転も直線ではスムーズに加速、曲がり角ではスムーズに減速。前方に人が歩いていて邪魔なときも減速して、軽くクラクション。
到着して金を払う時も、スマートでした。
1メーターの場合10.5元なので、11元渡すと、普通の運転手だとおつりを出さなかったり、ごそごそとお金を探すところですが、彼の場合はちゃんと用意されており、さっとお釣りの5角を差し出しました。
この運転手のおかげで、すごい気持ちの良い1日になったわけですが、これって日本では当たり前のことですね…。