偶々ディナーショーで隣り合わせた方から、美術館の招待チケットを頂きました。
企画展は「ムガール帝国とマハラジャの宝石」なんと魅惑的な響き。
「すごく素敵だったわよ~」という彼女の言葉を聞くまでもありません。
会場はMIHO MUSEUM。私は滋賀県にそんな美術館があることを知りませんでした。
JR石山駅からバスで50分。1時間に1本しかありません。どんどん山道を登った先に広がる
美術館は広大な土地にエントランスから別世界へ誘われます。桃源郷をイメージして造られたというのも納得です。
人もまばらな館内を進むと、翡翠から切り出した壺や盃、これでもかと言うほど宝石を使ったターバン飾り。
エメラルドをくりぬいたリングを見た時には思わず声が出そうになりました。圧倒されている私の前に現れたのはダイヤのルースコレクション。50ctを超えた大きさにもかかわらずどれも格別な色と透明度で頭がくらくらします。その中に薄いガラス板のようなものだけが展示してありました。「あれ?まだ展示品が届いてないのかな?」と思い、頭を冷やすために今回の展示のカタログを買いテールームへ。
カタログを見ると全てカタールの王族のコレクション。流石マハラジャ!
コーヒーを飲みながらカタログをめくっていくと「え!」あのガラス板に見えた物はダイヤモンドでした。
17世紀中頃、ミニアチュール絵画を入れた宝飾品のカバーとして使用されていたそうです。ダイヤを薄く平らにするカット技術にも舌を巻きます。20ct以上の透明度の高いダイヤをカバーにするなんて、畏るべしインドの底力!!