第3,867回 ひとみ通信292「まずは箸の持ち方から」 | 昭和12年生まれの英子ひいおばあちゃんと柴犬・幸平のふたり暮らしブログ

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ひとみ通信292

    

2010年(平成22年)4月9日発行

 

「まずは箸の持ち方から」

 

 

日本フードアナリスト協会認定講師・鈴木道こさんの「子どもに対する箸の持ち方指導について」のお話です。

 

・箸の持ち方は何歳から教えてもOK。

ただし、まず食事を美味しく食べることが大前提。

強制的に教えると逆効果になることも・・・

 

・プラスチック箸より木製の方が、手によくなじんで滑りにくい。

 

・親指と人差し指を直角に広げた長さの1.5倍サイズのものを用意する。

 

・2本持った時の下の箸を固定し、上の箸だけを上下に動かす動作を繰り返す。

 

・ただし、ムリに教えるとプレッシャーを感じさせたり、苦手意識を植え付けたりする可能性があるので注意したい。

 

 

 

つまり・・・

 

・強制的に教えると逆効果

 

・プレッシャーや苦手意識を植え付けないよう要注意

 

・・・ということですね。

 

確かにその通りですが、おかしな癖がついてしまってからそれを矯正するのは大変!!

 

箸を使い始め、まだ親の言うことを素直に聞き入れる時期に、しっかりと身につけさせるのがいいですね。

 

 

 

箸もそうですが学習上、欠かせない「鉛筆の持ち方」も大事。

 

鉛筆を正しく持って、ていねいに力強く書くことは、

 

どの子にもほぼ当てはまる「学力向上の第一歩」ですから。

 

“箸の持ち方はひどいが、鉛筆はきちんと持てる!”

 

そんな子は滅多にいませんし、

 

どちらかを正しく持てる子は、両方とも正しく持てる場合がほとんどです。

 

ごちらも持ち始め、使い始めの頃が大切なようです。

 

 

 

 

昨年だったかな!?

 

久しぶりに母と三人の子どもたちで夕餉の食卓を囲んだとき

 

誰からともなく

 

「わたし、箸の持ち方がヘン!」

「私もあまり得意じゃないな!」

「そう言えば、母さんにきちんと教わらなかったよな!」

 

そんな話が妙に盛り上がりました。

 

そうなんです。

 

じつは私、子どもたちに箸の持ち方をきちんと教えませんでした。

 

いいえ、教えられませんでした。

 

その理由は・・・

 

幼い頃、私の母がとても厳しかったから!

 

「また間違えとる。

上手に持てんのなら、食べんでよろしい!!」

 

目の前のお皿が片付けられてしまうことも、しばしば・・・

 

私も依怙地になってその後、何があろうと “ゴメンナサイ” は言わない。

 

そしてそのまま、すきっ腹を抱えて眠る・・・

 

物心ついた時から中学校に上がる頃まで、そんなやり取りを何度繰り返したことか・・・

 

そんなことが、トラウマになっていたのだと思います。

 

“我が子に基本中の基本を教える!”

 

とても難しいですね。

 

難しいけれど、そこを上手くやりこなすのが親の仕事ですよね。

 

※端の持ち方について、しつけられた記憶は一切ありませんが、

“ちゃんと出来てて素晴らしい” とベタホメされて

とてもうれしかった記憶はあります!・・・by息子

 

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岡山の南部にある自宅を改装して学習塾を開設。

 

以後、約40年間代表を務めてまいりました。

 

その40年間の間に、生徒さんとその保護者、そしてスタッフ側が共通の話題を共有できるようにと様々な通信物を定期発行して来ました。

 

・単純な学力向上の方法論のみではなく、ちょっとした気づきになればいいな!

 

・ちょっとした投げかけが、それぞれのご家庭にて親子で話し合う一助になればいいな。

 

・私自身が感動、感銘した話題を、関わりの深い方々とシェア出来たらいいな。

 

そんな想いで過去に書き綴った内容を、改めて本ブログにも遺しておきたいなという企画です。

 

自分への備忘録という位置付けでおりますが、ほんの一部分だけでもどなかたの心に残ればうれしいです。

 

もしかしたら、どなたかの著作物等から拝借している内容が含まれる可能性もあります。

 

その場合、ご連絡いただければ速やかに対処致します。

 

プライバシー等にも配慮しているつもりではありますが、なにぶん数十年前の記述が中心なので、失礼がありましたらお許しください。

 

人見 英子

 


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