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ACT GAME THE FINAL
惡斗&茉莉 vs 才原茉莉乃&福永莉子








長期間に渡って開催されたタッグトーナメントACT GAMEの決勝に勝ち上がってきたのは優勝候補の大本命のアマテラスとアクトレスファイブ同士の決戦などを勝ち上がってきたMRC
実力どおりなら断然アマテラス有利だが
実際はやってみないとわからない。

なおこの試合はタッグの新王者決定戦でもあるため
新調されたタッグのベルトがお披露目となった。
タイトルマッチの記念撮影でリングアナのみずみずがいる光景は非常にレアなケース。



握手を要求したMRCに
タイトルがかかっているため応じようとしたアマテラスだが、裏をかかれ丸め込まれる。



圧倒的な攻撃力を持つアマテラスに対し、受けに回っては損と考えたのか
短期決戦狙いのようだったMRCだが
察知したアマテラスは場外戦に持ち込んだ。




南側のフェンスに二人とも叩きつけられたMRC



茉莉はフロントフリップで叩きつけるが。



惡斗にチェンジしてもMRCの勢いは止まらない。
スリーパーに転じた福永。




アマテラスも連係を使って反撃に出るが。


低空ドロップキックで出足を止められた惡斗にSTFを仕掛けた福永。
どれを取っても惡斗にはキツそうな攻撃が。






スピードを活かして連続攻撃を仕掛けるMRC
アマテラスのパワーに対してこちらはスピード勝負。
手数で勝れば十分に勝機が出てくる。



ハイキックからタイガースープレックスに行った福永。
しかしこれは惡斗の体重を支えきれず腰くだけになってしまった。





ここまであまり活躍できてない惡斗は福永を惡朱螺でブン回し、パワー差を使って突破口を開こうとした。








しかしダメージが大きく、残りは茉莉に託すことに。

共に交代し、茉莉と才原に。








一進一退の中で茉莉がジャンピングハイキック。
いわゆる川田利明型の一発だが、茉莉があの手の蹴りを放ってるのを見たことがなかったのでちょっと意表をつかれた。


そのまま担ぎ上げたままコーナーからバックフィリップ。
これも茉莉の体感の凄さがスゴいと評判に。




しかし攻撃力に劣る分、機動力に勝るので福永が再三カット!




しかしフラフラになりながらもなかなか才原がしぶとく立ち上がるため決定的な場面が作れない。








むしろ終盤にかけて才原に押されてる感もある。

惡斗と福永は場外。






熨斗紙をしのいだ才原はジャーマン狙い。
そこへ場外から福永が




もう一発!



三連発!


しかし惡斗がカット!


ただ3発も受けてしまうといくら茉莉でも長くは持たない。
まずはカットさせないように惡斗に


そして茉莉にハイキック!


そして持ち上げて滞空する才原。
二段階式のジャーマン!





しかしカウント2!




そこへここまで目立った動きがなかった惡斗。
茉莉から二人を引き剥がすため強引な攻めに出る。

二人まとめてコンプリートショット!


さらに二人まとめてラリアット!



ACTスペシャルで福永を分断に。


そのうち茉莉も立ち上がってきて

福永にダブルのキック!


さらに抱えあげた才原に
ダブルインパクト!







結果がすべて
どんなに頑張っても勝たなければ意味がないんだよ!
深い言葉だ。
これが負けた二人にはどう刺さったのだろうか?



促されて本間多恵と尾崎妹加も加わり
いつも以上の大人数でのエンディング。
今はいい言葉が浮かんでこないが
頭が冴えたらまだまだ言い足りないことがいっぱいあるだろう。






大本命のアマテラスが優勝し初代王者となったことで、おそらく万人が納得する結果になったと思う。
MRCの二人にも十分勝つチャンスはあった。
だがその場の勢いだけではどうにかならないのが、プロレスとアクトレスリングの最大の違いかもしれない。

しかし選手たちにはやや実感が薄いかもしれないが
どうにかこうにかアクトレスガールズはメンバーが入れ替わりなからも、ホントにどうにかこうにか10年走り続けたのだ。
世の中が不安定になって、コロナ禍もあって
おそらく10年のうちにピンチはいくらもあったはずであろうが、先輩たちがつむいできた歴史があったからこそ今の選手たちが光る舞台が続いているのだ。







アンリたちの試合のレポにも書いたけど
こういう未来を託せるいい人材がいるのが
アクトレスガールズにとっての何よりの宝であり財産である。
その人間力と魅力があったからこそこの団体が頑張ってこれたのかもしれない。
十周年おめでとうございます。
これからも期待しています。
