
今回はGLEATさんのラスト新宿FACE大会で、間もなく8.14アクトレスガールズ後楽園ホール公演で選手引退を表明してる福永莉子のラストのLIDET UWFルールの試合ということなので、夜勤の連勤中ではありますが、なんとか無理くり時間を作って見に来ました。
私自身は5.27アクトレスフェスで自分の新宿FACEはラストだと思っていたけど、思いもよらぬタイミングでラストがもう一回回ってきました。

対戦相手は今回が二度めのLIDET UWFルール参戦のアンリ。
GLEATには初登場。
過去に福永とは通常のタッグマッチでも二度しか当たったことがなく、LIDET UWFルールではあるが、これが最初で最後のシングルマッチとなる。















試合時間は15分。
5ロストポイント制で3カウントはなく、判定ならばより多くポイントを保持していた方の勝ちとなる。





両者ともにストライカータイプで、体格もほぼ同じくらいなので自然とキックの打ち合いになる。
以前アンリと対戦した青葉ちいはタックルを狙ったがタックルはよほどタイミングが上手くないとテイクダウンは奪えずむしろ自分が不利になるため、二人ともタックルで入るような素振りはなく打撃戦のまま様子を伺う。




ただ福永は普段の試合もUスタイルとあまり変わりがないし、アンリももともとこれが通常コスチュームで、キックも普段の試合で使うので打撃が普段より多いな~という程度で変な緊張感はない。




アクトレスガールズが女優団体ともあって、顔面攻撃や頭部を故意に狙う攻撃を比較的使わない日常でもあるから一発KOに繋がるようなハイキックは飛んでこないが、それ以外の蹴りは盛んに飛んでくる。
得に意外だったのは通常の試合でも比較的蹴りを多用する福永よりもアンリの方がやや多く蹴っていたこと。
これは試合の流れや雰囲気にも左右されるので、一概にどうとは言えないが。








一発蹴ったら即蹴り返してくるラリーみたいな感じではあるが、普段から蹴りを多用してる選手でないとなかなかこれだけの足数を打つことは考えにくい。
アクトレスであと蹴り主体なのは植原ゆきなぐらいだが。







試合が蹴り合いからようやく動いたのはアンリがかなり低いタックルから蹴り足を掴んで後ろに回りアキレス腱固めを狙いに来た。
福永もなんとか掴まれてる足をほどこうとするが。






ここでアンリが蹴り足を掴んだまま蹴ってしまうが、LIDET UWFルールではダウンしてる選手への蹴りは認められてないのでこれは反則になる。

ルールは聞いていても、試合になるとついいつもの癖で自然に蹴ってしまったのだろう。
そこは違うルールの落としどころだが、これでイエローカードが出てアンリは減点1。





しかしイエローカードが出ても、アンリは変に萎縮することなく果敢に攻めていく。
一度イエローカードが出るとつい同じ攻撃を躊躇しがちになるのだが、影響を受けないアンリはかなりハートが強い。




今度は正面から組み付いてバックに回る福永。
アンリは投げられまいと防御し、腕を絡ませたままグラウンドに持ち込みアームロックを狙う。



写真でもわかるようにアンリの重心がしっかりと福永の上に乗っている。
寝技の基本も問題なし。


ここから腕を狙うが。




腕十字でロックを切りに行く。



しかし福永、冷静に上から腕を取り返そうとする。



徐々にバックからスリーパーを狙うが。




アンリ体を巧みに入れ替えて腕を押す。



マウントから巧みに肩固めを狙いに行くがこれは撒き餌。腕を取ると見せかけ注意をそらしてアキレス腱固めへ。




ガッチリ入ってしまったので自力では解除出来なくなった福永。
これはロープエスケープするしかなく、ポイントは4-4のタイスコアに。












ここからまた仕切り直しだが、アンリはフロントヘッドロックに行く。
寝ても立ってもどこでも適格な技が出てくるが。



なんとこれをボディスラムで投げ返した福永。
Uスタイルの試合ではまず考えられない返し方だ。





しかしここでグラウンドに攻め込んだ時に福永もさっきのアンリと同じで思わず蹴ってしまったが、これは反則!
即座にレフェリーが一時的に中断する。



先ほどのアンリと同じく、おそらくはずみで無意識に蹴ってしまったのだろうが、これで福永もイエローカードで減点1。
ポイントは3-4でアンリが逆転した形だ。





ロックアップの状態で膠着した形になった二人。
俗に相撲で言う四つ相撲のような形だが。



一気に回り込んだアンリがスリーパーに。
これで前回青葉ちいからギブアップを奪ったが。



福永、慌てず冷静にはしてるものの、技がこうもガッチリ入っては外しようがない。


やむを得ずロープエスケープ。

ポイント2-4でアンリ優勢。
試合時間15分でもうすぐ10分だから判定にもつれ込んだら確実にアンリの勝ちだが。





アンリの蹴り足をキャッチしようにもなかなか上手くいかない福永。

これに対してアンリは延髄蹴り。
これもUWFルールではまずありえない返し方だが。



延髄蹴りで倒れた福永にすぐ上になってアームロックもギロチンチョークも狙える位置に腕を差し込むアンリ。
しかし最終的な狙いは腕ではなく足だったが。






しかし足狙いを巧みに切り返した福永がクラッチを切って逆転勝利。









決まり手には逆十字固めとなっていたが、形からするとこれは横三角絞めと言っていいだろう。



試合時間15分で、ポイント2-4で10分を経過した直後の決着だったわけだが、15分経って判定にもつれ込んでいたら明らかにアンリの勝ちだっただろうから、あえて守りに入らず諦めずに積極的に攻めていった福永の頑張りを称えるべきか。
それにしてもたった一試合で何試合分にも相当するようなかなり内容の濃い試合だった



予測以上の苦戦を強いられ、判定にもつれ込んでいたら確実に勝てなかっただけによくあそこまでの苦戦から巻き返せたと思う。
案の定かなり疲れてたが、苦戦しただけにこの勝利は格別の喜びがあるだろう。









全8試合で42名にも及ぶ出場者とは、いかにラストとはいっても再三大丈夫かと思うほどのボリュームのある興行で、LIDET UWFルールという特徴のある試合と言えどこの日唯一のシングルマッチを組んでくれたGLEATさんに改めて感謝します。
半分以上が初めて見る選手なので全体の詳細まで伝えれるほどではないけど、とにかくいい興行だったと思います。












個人的には6月から職場内の移動で夜勤の巡回勤務になってからはほぼほぼ休みがなく、先日も11連勤やったうえで、この日も試合後はさすがに休みを取りたかったが、人がいないのでやむなくすぐに会場を出て勤務に入ったのでバタバタではあったけど、福永莉子のラストが間近に迫ってるのになかなか思うように観戦にも出向かれない日が続いたので少しの時間でも会えてよかったです。
まだ少しは会う機会がありますが、今はとりあえず次の8.14アクトレスガールズ後楽園ホールに向けて、こちらもやるだけのことはやって当日を楽しく迎えたいなと思います。
ありがとうございました。









































































