12.15夜の部のアクトリングは

鏡編 四ノ面 桃華雪(仮)ノ章「Go!と言えば郷に従え」の公演ということでこちらは桃華雪(仮)を主役とした作品となっており、一度帰宅して昼公演のブログを作ってから戻ってきました。

地元ならではの利点をフルに有効活用で(笑)

夜の部の
霊幻道士テンテン
(演:阿川祐未)


まあ一言で言ってしまうとこちらは一般人でもここまで強くなれると言うところを上手く描いた作品で、全般的に桃華雪(仮)のメンバーが成長してく姿を描いてるのがスタマジ編と共通してるとこはありますが
スタマジより後発の桃華雪(仮)はリンリン(演:入江彩乃)とパンツァイ(演:みあ朝子)の二人以外は最近出たキャラでしかも二人は今作が初登場のキャラなので、スタマジよりさらに自由度が高く描かれてる印象があります。

スタマジ編は試合写真がなかったけどこちらはあるので、そこの部分だけざっと振り返ってみます。

第一の試練
大狼悠希‹オオガミユウキ›vsメルジェリー

桃華雪(仮)は一般人なのでシェルオルやスタマジのような特殊能力もなければ花月夜や葉隠のように訓練された人たちでもない
いわば戦闘においてはド素人。
それが戦闘のプロと戦えばどうなるか?

メルジェリーは戦闘の中で相手の骨をへし折ることすら躊躇のない性格と霊幻道士ジャスミンは語る。
リンリンのためにと勇んで一番手を買って出た悠希だが、実力差はいかんともしようもなくただなぶり殺しにされるだけ。




それでも悠希に興味が沸いたのか、一方的に片付けることなくある程度悠希を泳がせたメルジェリー。
だが一方で全く反撃の機会すら与えさせない。









功夫(クンフー)の経験があるという悠希の出方に興味があったようなメルジェリーだが、少し余裕を持ち過ぎたか、意外と悠希の抵抗が強い。





しかしそれとて反撃は一時的なもので、結局はメルジェリーがファルコンアローを繰り出し余裕の勝利。

(感想)
岩井杏加と荒幡寧々が絡むのは安心感がありますね。
お互い同い年で仲がいいし、普通の試合だけでなくアクトリングでもかつてはメルジェリーとSky-Rexのミラでシングルやってますから手の内は合わせやすいでしょうし。
桃華雪(仮)が圧倒的な力を見せつけられるというのを見せるには最適な組み合わせだったんじゃないでしょうか。

第二の試練
リンリン&杏仁果子‹カラモモミカコ›vsジス&エメ

自分たちの置かれた立場に戸惑いながらも戦い続けることを決意した桃華雪(仮)だが、よりによって次のタッグマッチはリンリンと杏仁果子‹カラモモミカコ›(演:夏葵[特別出演])という戦闘経験のない一般人二人のタッグになってしまった。
それを知った怪盗シスターズBijouは面白半分にある奇策に出ることに。









おっかなびっくり先発した杏仁果子だが意外と戦える。
その理由は後にわかるのだが。







精神統一して挑むリンリンだが
振り返ると憧れのトゥインクルチャイナが!




この部分が傑作だったから
この試合だけでもYouTubeに流してほしいかな。









トゥインクルチャイナ相手では手が出せない。
リンリンと心理を巧みについたいい戦略だが。


チャイナのセリフが間違ってることに気づかなかったBijou
リンリンのオタク心からセリフの間違いを通じてチャイナがニセモノと見抜くが
それを知ったリンリンは激怒して大暴走!















さすがに危険を察知したエメがジスと交代するが。
あることに気づいた杏仁果子がタッチを要求。
悠希もアシストする。


杏仁果子は屈指のプロレスオタクだった。
ここで行われる戦いがプロレスに酷似していると気づいた仁果子はヘッドロックを。

さらには回り込んで弓矢固めへ。


杏仁果子の突然の変貌に動揺するBijou
インディアンデスロック!

スリーパーホールド!





反撃するBijouだが
リンリンが所々でナイスフォロー。


しかしジスの蹴りをカットすると


いいタイミングでリンリンがドロップキック!

そこにコブラツイスト。
コブラという言葉で恐怖してしまったジス。







そしてジャーマンスープレックスを決めて3カウント。
どうせならカール・ゴッチ先生ありがとうと言って欲しかった。
プロレスオタクとしては(笑)

(感想)
初登場の杏仁果子‹カラモモミカコ›の設定をプロレスオタクとすることでのオタク効果の相乗効果も面白かったし、何よりトゥインクルチャイナが大ウケでしたね。
コーナー側でなかなか見えなかったけどエメ(なぎさ)がアニメ声でアテレコするという発想も面白かったけどああいうアニメ声を選手が出すのが滅多にないのでこういうのをもっと発信して面白そうというのを広めてほしいですよね。
※後編へ続く