今日は急きょ思い立って劇団水色革命の西内琢馬くんが主演を務めている舞台、「モノクロノタネ」の(彼のいるチームの)千秋楽公演を見に高島平のバルスタジオへ行ってきました。
急きょと言っても本当に急で、実は体調やトラブルの続出でめっきりまいってしまい、当初は初日(木曜)に行くつもりでしたが、夜勤明けの昼公演観劇はさすがに50代の身にはキツイので諦め、いろいろと疲れが心身共にキツくなって諦めようとしてたのです。

ところが思ったより自分の身の周りの復旧作業が進んだ事で少し落ち着いた時に琢馬のポストが見えて、よく読んだら私は日時を間違えてて読んでたので、もう終わってしまったと思ってた千秋楽公演がまだ行けば間に合う感じなので、何も持たずに自転車だけ飛ばしてすぐ行きました。
実は会場のある高島平は4年前に仕事でしばらく通ってたし、会場の場所も覚えてたので30分もあれば問題なく来れるのです。
それで飛び込みで入りました。

そこで見た今回の琢馬の役のイメージはまさにこんな感じでした。
今回の舞台は面会も写真撮影もないので、これは以前に彼の宣材写真を撮った私の所有する写真ですが、まさにこんな感じの不良でした。

彼の役どころは常に何かにイライラし、孤独で口の悪く人に全く心を開かない厄介者でしたが、個人的に見るにはこういうアウトサイダーな役もだんだん板についてきたなと思いました。
人に心を開かない若者がヒロインとの出会い、数々の人との出会いで苦悩しながらも変わっていく成長物語が主軸でしたが、見てくうちにこれはいい作品だなと思いました。
まあこの作品の前にも今年すでに琢馬の舞台は何本か見て話もしてるのでだいたい想像はつきましたが、今回はもう彼が完全に主役だというのを聞いていて、自分の劇団に関係する作品も何本かはあったのを少し後回しにしてでも、けっこう前からこの作品に主役として頑張るという意気込みを直接聞いていたので、これはやっぱり兄貴分としては気になって見に行ってみたら、もう予想より何倍もいい作品をやっていただいてたので、ああ本当に来て良かったなと思いました。

琢馬の芝居は回を重ねるごとに良くなってきてますね。
まるで芝居を重ねるごとに人間が深くなるようで、人間が深くなるから芝居も深くなるようで、ここ最近は自分の劇団より客演の回数も多いですから、それこそ一人で成長してきたので、そんな彼の成長と役であるハイジの成長、これが上手い感じで一緒になってました。
また相手役を務めたヒロインの子、田辺奈菜美さんというのか、彼女の芝居も初めて見たがまたこれが良くて、上手く芝居がマッチしてたので、いい相手役をありがとうと言いたいです。
疲れた気持ちを癒すには本当に良かった。
ありがとうございました。
他のチームの皆様の公演の成功もお祈りしています。