メインイベント
惡斗&キラ☆アン-vs-汐月なぎさ&かなみっく










メインも普段珍しい組み合わせ同士の対決だが、惡斗とキラ☆アンは実績も体格も十分だが、対するベビー側はリーダーが汐月で大丈夫かなとまず思ったのだが、そのパートナーが汐月とほとんど組み慣れてないかなみっくだから、個々での力関係はともかくチームワークとしてはどうなのって疑問があった。
体格差がただでもハンディみたいなものなのに。

先発はキラ☆アンとかなみっく。
明らかにパワーでは勝負にならないが、最近のかなみっくはホント急成長というべきほど急に強くなったとこがあるので、本人はまだまだと言っていたが、私は隙をつければもう今回すぐにでもキラ☆アンの足をすくったりはできるんじゃないかと思っていた。



汐月なぎさのチョップの痛さはアクトレスガールズに関わるものなら誰でも知ってるが、キラ☆アンは二発めに合わせて水面蹴りで足払いし、そこにかかと落としと追い打ちする頭脳プレー。





かなみっくがなんとか汐月を助け出したものの、キラ☆アンにはダブルが通用せず逆にラリアットに。





二人を宙吊りにして足を引っ張った惡斗とキラ☆アンだが、今まで見慣れないパターンだ。






これは拷問!


惡斗は見た感じ好調はキープしている。
MARUと同じだが、動いてた方が考えが迷わなくていい。


しかし汐月が惡斗をチョップで吹き飛ばすとかなみっくが後に続く。

かなみっくと惡斗の絡みって前にあったのだろうか?





ベビー側で現在、夏葵、才原に次ぐ立ち位置にけっこう近いとこにいるのが汐月なぎさなのだが、顔もスタイルもパワーも十分なものが揃っているのになぜかブレイクしきれないのはなんだろうか?

前のアクトレスだったら櫻井裕子とかがわりとそんな感じだったが、いつの時代にもそんなどこか地味なおっとりした人っているのよね。

変な話、彼女は真面目で常識人なのはいいのだが、プロレスはバカで非常識なとこもないとやってけない部分もあるので。




むしろ私の個人的な主観で言えば、この時期全体通して一番伸びてきそうな逸材はかなみっくだと私は直感的にそう考えている。

ベビー側の夏葵、なるあたりは正直ある程度レスラーとしては完成されつつあるが、つい半年前までは人が多すぎて試合に出られなかったかなみっくはまだ試合経験が深くないだけにのびしろも他の人より大きい。

つまり試練を与えても普通の人ならグッと伸びるところが、かなみっくの場合グーっとひとつ大きい試合をやっただけで一気に伸びる可能性があるわけで。
現になるが一回負けてるわけだし。

体格の違うアンとの対戦などむしろやられながらも学ぶ価値が大きい部分があると思う。
ぶっちゃけかなみっくが行くところまで行ったら青野未来を越える存在になると私は思っている。



ローリングセントーンを放つかなみっくだが、起きてきたキラ☆アンのハイキックを食らってしまう。




さらには以前かなみっくを沈めたキラボムも今回はカウント2!

まだ中盤で体力があった頃だから救われたのもあるが。



アンに続いて惡斗がミサイルキックを放つが、うまいとこで汐月が救援に入りかなみっくを援護する。






惡斗にこれは裏十字固めだろうか、積極的に攻めるかなみっく。
援護つきとはいえ、徐々に惡斗を追いつめるとは。




汐月のメイルストロムボムのアシストからジャックナイフ固めを決めるがカウント2.9!

いや、惡斗でもこれだけ攻め続けられたらさすがに疲労の表情を隠せなくなってきたか?






さらにかなみっくが繰り出したジャーマンは投げっぱなし!
高さは少し足りないが、豪快な一発はキラ☆アンがカット!



惡斗もあまり余裕がなくなってきたか、オクラホマスタンピートに行くが汐月がカット。
それをアンがさらにカット!






仏陀シュートで汐月を分断にかかるキラ☆アンだが、逆に汐月がバッククラッカーで分断してしまう。
これ、どうなるのか?




かなみっくがまだ向かってくるため惡斗も応戦する。
意外とは思わないが、かなみっくが惡斗と堂々打ち合っている。








惡斗はコンプリートショットから惡朱螺への繋ぎ。
しかしこれはフィニッシュへの布石。


惡斗曰く新技の惡朱螺・獄でかなみっくから3カウント奪取!

技としては従来の惡朱螺にフィッシャーマンズバスターを重ねたような技だ。







敗れたかなみっくをアクトレスキラーズが強制回収、つまり拉致行為に。

見込みのあるかなみっくは改造して、こちらの戦力にするということだった。
汐月が止めようとしたが一人だけでは。







今はかなみっくにしか興味がないと。
惡斗は夏葵の対戦訴えも無視。



そこへ才原が助けに来るが、簡単に阻まれる。



だが、キラーズがかなみっくに目をつけたというのは、見立てとしては正しいと思う。
理由は先ほども述べたようにかなみっくには他の選手以上に大化けする可能性が非常に高いからである。

私個人としてはもっとキラーズと戦わせてガンガン経験を積んでもらいたいと思っていたが、まだ経験の浅いうちにヒールの知識を教えるのもそれもまた悪くない。
名選手ならばヒールもベビーもどっちもできないと。

ただ現状、ベビー側が手薄なのが気がかり。
才原と夏葵以外にこれといって自己主張してる選手がベビー側にいない。
これではこの日キラーズが全勝したのも勢いから考えたら起こるべくして起きた結果なのかも。

だからこそ強いエースが望まれる。
それは夏葵なのか才原なのか、はたまたヒール側の誰かなのか。
ただひとつだけ言えそうなのは何事も自分から動かなければね。

負けてたくない。理不尽な力に。
まあ、いろいろありましたが、この日は最近のアクトレスガールズの舵をしっかり取っていた惡斗と最近の近況を話したかったため、以前惡斗の配信で当たってもらったTシャツを着ていきました。
汚したくないので普段はあまり着ることがなく、なんか特別な時があったときに着ていきたいと思ってたものです。

なんか今日はそんな気分だったのでそれを惡斗に話すと、こちらが頼んでもいないのにすっとペンを出してサインを入れてくれたのです。

長いつきあいになったとはいえ、こうした心遣いはホントにありがたかったですね。

だからやっぱり応援することの基準って人の気持ちなんですよね。
お金とか派手さじゃなくて。
普段よりあまり売店回る余裕もなかったので、逆に今日は普段あまり回れてない人ともいろいろ話しました。
才原茉莉乃とはお互い昨年7月ケガして、今無事にいれて良かったねと。

あとは個人的にはアンさん、茉莉乃、さくらちゃんあたり特撮好きなメンバーを集めてAWG特撮部とか作りたいなとか言ったらみんなノッてくれたんですけどね。
誰かYouTubeとか撮ってくれないかなぁ(笑)
まあ、この人とはいつも会うからいつも通りだが(笑)


最近の多忙さで準備不足な部分もあり、話したい人に全員全部というわけではないのでちょっと悔やみはあります。
まだ今日はみんながみんな本来の魅力が完全に出しきれてないなとも思いましたし。

でも改めて感じたのはこうやって飛び飛びで時間が空いてたとしても、この日も私のために会う時間を作るために売店を閉めずに待っててくれた人たちもいたので、ホント感謝です。
そんな義理堅い人たちってなかなかいない。
むしろ余所はコミュニケーション不足なとこが多いし、団体を率いている立場ながら常識がなく信用できない代表がいるところも一つ二つじゃない。
私は三人ほどに酷い目に合わされたこともあるから、もうコロナ禍を過ぎたあたりからプロレス界をあちこち回るのは極力やめて、自分が行きたいとこだけにしか行かないように考えを変えました。
だから自然とアクトレスガールズに寄り添うことになる。
別に大きな会場や派手な演出なんかなくてもいい。
心から感動できるものがあればそれだけでいいんです。
余所にはそれがない!

私にとってはアクトレスガールズは一番気心のおける大切な人たちの集まりです。

がんばりましょう。
もう一度みんなでてっぺんと叫ぶんだ。
絶対!