コルバタ志田組『モノクロの涙』6/22(夜)の回を観劇。
今回はBチームの観劇、安川結花[惡斗]ゲスト出演回でした。
前夜から引き続きの観劇で昨日見落とした所はだいぶ掴めたので伏線回収やら何やらを考えると改めてこの物語の面白さが見えてきます。
加えて言うと今回はMARUの脚本だけにとどまらず、志田光の演出で自分が作り上げた作品ということもあって、従来とは違う新しいコルバタの色と、従来からあるコルバタらしさの二色の色がうまくマッチしてるものだと私は思います。
同様にこの作品には今回から加わった新顔の若い人たちの力と、従来からコルバタを支えてくれたベテランの方々の上手さがどちらもすごく響いて、二度見たことでなおのことすごく良く心に響くものがありました。
また今回人気選手の惡斗が参加してくれたことでまた一味変わった色を添えてくれたと思います。
座長、めっちゃカメラ目線です(笑)
今回ゲスト出演選手は高瀬みゆき。
常連になりつつあるのであまり実感がないが、彼女も元アクトレスガールズだから役者出身のレスラー。
でも現在舞台に出たりするのはこうした機会ぐらいしかありません。
そして本日の座長!
この回の試合はまず志田光と高瀬みゆきのコンビが登場。
過去に対戦はあったが、組んだことはあったかどうか?
それにしても志田も高瀬もこちらのカメラが見えるとなんか写ろうとするのが撮っててわかる(笑)
そしてこちらは先日アクトレスガールズで結成された超党派ヒール集団アクトレスキラーズのMARUと惡斗。
過去二人だけで組んだことはおそらくないはず。
惡斗こと安川結花も様々な舞台出演をしているアクトレスガールズの人気選手ですが、コルバタや水色革命の舞台には初登場。
ただオファーは前から何度か受けてたが、自分の出演舞台とかぶってなかなかタイミングが合わなかったと聞いてるので、今回が待望の初出演なのです。
あの~、劇場内では蓋付きペットボトル以外の飲料は禁止なんですけど(笑)
なんか飲みたそうに見ている人がいる(笑)
過去、志田と惡斗はスターダムで六人タッグながら組んだことはあるが対戦はない。初対決。
しかし志田はMARUの方を指名した。
なるほどそっちと戦うか。
最初のロックアップで端にまで押されたMARU。
やり返そうとするため高瀬がガード体勢に。
日頃の恨みって叫んで志田に向かってったMARU。
どんな日頃の恨みやねん(笑)。
これは悪いなぁ~!
アメリカのファンが見たら大騒ぎになるぞ。
MARUが志田を襲ってる間に惡斗は高瀬を場外戦に。
チェーンを叩きつけるMARU。
これはマジでヤバい。
惡斗が戻ったらMARUはストレッチマフラーに入ると惡斗も同じ技に。
実はストレッチマフラーはMARUの得意技で惡斗に伝授した技でもある。
8年前に同じ萬劇場でこの技にまつわるトークショーをした二人がまさか8年後に同じ劇場で技を競演するなんて、そんな未来誰が想像しただろうか。
いつもならコルバタ(本来のコルバタというのはヘッドシザースの技名)を決めるところなのだが、志田はMARUのコルバタの回転を強引に力ずくで止めて叩きつけてしまった。
まあ力の法則とかなんたらを無視するなんちゅう非常識な攻撃だが、そういう破天荒なのが志田光の真骨頂である。
志田から高瀬みゆきにチェンジ。
アクトレスガールズが新体制になってからMARUがプロレス復帰してるので高瀬とMARUも初対決である。
DDTを放つ高瀬。
だけど、最後のポーズはアメリカじゃ見せられないぞ(笑)
高瀬に吹っ飛ばされたMARUから惡斗にチェンジ。
惡斗はプロレスラー的にはMARUの性格とやや似たとこがあり、ドロップキックやストレッチマフラーなど同じ技を大切にしてる共通項がある。
これも初対決になる惡斗と高瀬。
惡斗の復活がMARUと同じくアクトレスガールズ新体制後だったので高瀬とは一緒にいた時期はあっても対戦はしていない。
こんな機会はめったにない。
高瀬は客席最上段から走り込んでのラリアット!
カミカゼを回避した惡斗は高瀬をボディスラムに。
板の上のボディスラムの痛さは後ろの連中の反応でよくわかる。
再び試合権が志田とMARUに戻るとMARUがMARUスピンクラッシュに。
これも特殊な技で受け手の技量が高くないと誰にでもやれる技じゃない。
しかし惡斗とMARUを捕らえると志田が飛ぶ!
高瀬のギロチンドロップから志田がフォールしてもカウント2止まりだが。
ならば志田が魂のスリーカウントをMARUにぶちこんで今度こそカウント3!
あ~っ!私のお酒ぇ~っ!!!
そして毎回毎回石川さんが巻き添えにあうという(笑)。
ここからはファッションショーのシーン。
アダムスファミリー!?(笑)
今回はいろんな人たちが出演してますが、あえて志田光が今回コルバタに初登場の宇丘匡志さんと大宅聖菜さんに主役を託したのは大正解だったと思います。
宇丘さんは気合い入りすぎて声が最後潰れ気味で本来舞台としちゃミスなんでしょうが。
私はそこまでしてこそと思ったからこそ逆に好感が持てました。
この日(6/22夜)はたまたま過去作品出演者の新田将司さんや北潟謙太郎さんも見に来てて。
新田さんも過去に同じ萬劇場で気合い入りすぎて喉潰れながら最後までやり抜いてたのを見てたので。
なんかこういうのってつながるんだなと思いました。
帰り道、私は偶然別の出演者の方々と大塚駅まで一緒になっていろいろ話しましたが。
ホントこのモノクロの涙には愛情が素晴らしいです。
あと一日、千秋楽を楽しみたいと思います。