LSD2024後半戦
2点リードされた蛇道衆はMARUが朝陽のドロップキックをさばくと首にチェーンを巻きつけての絞首刑からフットスタンプに。
とうとう持ち出したラダーを使って、まずカットに来た珠紗を蹴散らすと、朝陽をラダーの中に挟みこんで踏みつけて3カウント!
これは返せない!
ラダーを使って振り回し、弾かれる珠紗と朝陽。テリーファンクがよくやっていたやつだ。

朝陽がラダーをキャッチするが、キラ☆アンは一人で二人を逆に押し込んでいった。
そこへMARUが走り込んでドロップキック!
しかしキラ☆アンも巻き添えで犠牲にしてしまった。

追撃を狙おうとするも朝陽が水の入ったボトルで迎撃!
水ボトルでMARUを滅多打ちにしてエルボーを落とした朝陽だが、アレンが足を引っ張ったのを皮切りに蛇道衆が総出で乱入。

まあ昔のLSDも乱入や乱闘は日常茶飯事にあったので、この後てっぺんもやり返すが山田奈保が不在なので加勢できるのはcalicoしかいない。
朝陽がジャーマン。
アクトレスガールズでは久しぶりに正調のジャーマンスープレックスを見たが、MARUもこちらは投げっぱなしのジャーマンを返す。
MARUのフットスタンプはよけた朝陽だが、すかさずMARUは丸め込んで足もロックする蛇影固めでカウント3で3-3に並んだ。

以前の蛇道衆公演で青野から3カウントを奪ったときの応用だ。
しかしダブルリストで一つ返した朝陽は魔神風車固めですぐ3カウントを奪い返して再び突き放す。
キラ☆アンがラダーの上に昇れば、珠紗も誘われたかのように昇って打ち合いに。
これはキラ☆アンが叩き落とした。
ダメージを受けている珠紗をキラ☆アンがキラ☆ボムで叩きつけると、フォールには行かずにSTFで絞り上げてギブアップ。
これで4-4で再び追いつく蛇道衆。
試合時間は残り5分を切って終盤戦へ。
ここでキラ☆アンからMARUに。
MARUの膝十字固めで窮地に立たされた珠紗。
さらにMARUが痛めた足にイス攻撃で執拗に足を攻めておいてからのアンクルロックへ。
この終盤戦での失点はかなり命取りになる。
ここでMARUは岩井とアレンに机を持ってこさせ、セットした珠紗にラダーからの大ジャンプのフットスタンプでテーブルクラッシュに。
テーブルクラッシュからのストレッチマフラーではさすがに珠紗もギブアップ。
これで蛇道衆が5-4でリードして残り2分を切った。
てっぺんがフォールを取って追いつかなければ蛇道衆の負けはない。
しかしあきらめないてっぺん。
珠紗はMARUに食らいつき雪崩式ブレーンバスターからのマ・ツイカワイストラルでカウント3を奪い、残り1分で再び追いついた!
20代の体力なめんなよ!
ところが同点になった直後、MARUが珠紗に飛びついてのカサドーラでカウント3が入り、6-5で蛇道衆が再び突き放す!
なんということだ!!
だがまだ諦めないてっぺんは珠紗の裏拳がヒット!
しかし残り30秒なのにツインミサイルキックを狙いに行ってしまうてっぺん。
なぜ時間がかかる攻撃を選択してしまうのか?
ここで珠紗が松井かわいいドライバーを決めたが、数秒のタイムロスが災いしてフォールに間に合わずタイムアップ。
6-5で蛇道衆の勝ち!
勝利した蛇道衆。
敗れたてっぺん。
どちらも全力を使い果たした放心状態。
これがLSD2024の過酷と言われる所以でもある。
まずLSD戦を戦ったお前らの率直な感想を聞きたいとてっぺんにマイクを振ったMARU。
てっぺんは負けてめちゃめちゃ悔しいが、未知の経験ができたことには感謝していると。
ニュアンスは多少異なるがだいたい二人とも同じような感想だった。
これで個人的な闘争はまだ続くとしてもユニットとしての抗争としてはこれでまあ一応の区切りかな。

ただ二人ともまたLSD戦をオファーされてももうやりたくないと(笑)
まああれだけしんどい試合なんだからそうだろうな。
キラ☆アンの感想は楽しかったとさっぱりと一言。

MARUはリングから見える景色はひとつだけじゃない。いろんな景色がある。
LSD2024を通じてまだまだ皆が知らない世界を見せたかった。
しんどかったけどLSD戦はやって良かったと。

LSD2024を終えた四人に話を聞いてみた!

松井珠紗は体力には自信あったようだし、まだまだ元気だった印象はあるけれどやっぱり終盤戦はきつかったみたいで、自分たちがリードしてるのかされてるのかすらもわからずに無我夢中だったと。

しかし朝陽は逆に冷静に状況を把握していて、なおかつ積極的にいろんなものにトライしていた。
やっぱり未知のものにチャレンジしてく朝陽はすごく魅力的になっていて、もしかしたらLSD戦で彼女が一番得をしたのではないかと思ってます。

MARUはこの中で唯一の経験者なので、戦いのコツや勝負のかけ方もよくわかってるし、若い時にしんどい試合を数多くやってきたからこそ今の若者たちに混ざっても負けない体力を持ってるんだなあと。
でもそんな彼女でもしんどかったと。
MARUの場合後から後からいろんな感想が出てきそうです。

一番びっくりしたのはキラ☆アンで
聞いてよ、私全然疲れてないと聞かされた時には驚きでした。
私の感覚ではキラ☆アンが一番長くリングの中にいたような気がするのにけろっとしてるのはもうナチュラルな体力の強さがジャンボ鶴田並みですね。
このパワーを改めて知るいい機会でしたし、この実績を持ってすれば茉莉へのベルトに挑戦するのも面白いんじゃないかと思うほどでした。
ただ怖かったのは
キラ☆アンがラダーの上にパワーボムを落とすんじゃないかということ。
あれはMARUとのシングルで一度見ただけだが、いくらLSDでも危険すぎるし、あれが許容されるならますます過激な方向に進んでしまうから結果的になくてホッとしたのですが、それを本人に話すと実はそれもやる気でいたらしい(?_?)
時間がなくてやるチャンスがなかっただけで、本人自身は普通にやるつもりだったらしいからおっかねえ~!
LSD2024に関してはいい試合だったけど、Jd'時代のそれと比べるとまだまだ完成にはもう少しだったかもしれない。

女優の顔に傷はつけられないアクトレスガールズにハードコアという矛盾。
やはり純粋にプロレスだけやってるとこのハードコアと比べると、やはりなんでもぶっ壊すというように振りきれないとこもあるだろうけど、それはやりながら改善していくことだし、成長していくのが人間である。
今回は皆が今出来ることで出来る限りのことをやったし、四人全員の感想がそれぞれ皆違ってて面白かった。

LSD2024はまたあるのかな?
今度は別の人のが見てみたい。
茉莉さんのタイトル戦でやろうかと言ったら、じゃ私はまきびし持って行くよと(笑)

茉莉さんにブログが早く読みたいんだから早く帰ってと言われた。言い方(笑)(笑)。
でも試合前に聞いたらほとんどの選手が事前に私のブログを読んでくれてLSD戦の歴史に興味を持ってくれた、それは感謝です。
MARUちゃんがやりたかったこと、これが皆に伝わって蛇道衆公演面白かったよってなればそれが一番じゃないでしょうかね。

 https://twitter.com/marumaro0130/status/1750691436562161855?t=k9dl40IsVkgHtzc0XFsATw&s=19 

 https://twitter.com/anchango/status/1750517769593090194?t=kbwNMZKrMBnZzvkJsd8zvA&s=19 

https://twitter.com/anchango/status/1750575975111520418?t=DVAUO6whx0ymVKNwckic1w&s=19 

 https://twitter.com/maissa5171/status/1750517528286400901?t=qL53aaDok0P534sxNZEghg&s=19 

 https://twitter.com/_asahi0827/status/1750533571876696172?t=HYlaLPTYCf5rTbtCcukLEA&s=19