冨澤十万喜さんの演出作品は何度も楽しませてもらってますが、だいたい作品に二班あって、同じ作品なのに作風や演出方法がそれぞれ違う特色があるのが特徴で、今回も赤香(セッコウ)、紫香(シコウ)と二つの班がありますが、まずは29日の昼に見た紫香から
個人的には最初登場人物と名前を把握するまではちょっと苦労しましたが、物語が進んでいくと人間関係や相関図は予備知識がなくてもある程度わかりますので過去作を全く知らない私でも楽しめました。
ただ舞台の根本にあるのは花魁なので花魁でよく使われる用語だとか時代考証が少しでも頭に入れてるとより楽しめると思います。