今年に入ってから何度かプレ旗揚げ公演を重ねていたアクトリングの本公演が7.25昼夜の二回に分けて新宿FACEにて行われましたので、その観劇に行って来ました。



アクトリングとは簡単に言ってしまうと女優が挑戦するアクションリングプロレスということでお芝居とプロレスが融合したエンターテイメントプロレスです。
魔界という似たコンセプトのあるものが以前からもありますが、アクトリングは女優団体アクトレスガールズの主導で行われてる、より女優アクションに特化した舞台と言った方がいいでしょうか。

昨年より何チームかがプレ公演としてのお披露目をしてきましたが、今回は本公演ということでさらに未登場のチームが加わりさながらオールスター戦のような彩りを見せてくれました。

のべ28名にもなる出演者にスペシャルゲストなどが加わった図はまさに圧巻でした。


さてさて速報的なレポはツイッターの方で流したのでブログではなかなか書ききれない話やストーリーをざっと追体験するような感じにしてみたいと思います。

まずはこの作品の基になる各チームをざっと紹介。

【花月夜】
緋扇(安川結花)
桔梗(阿川祐未)
桃百(濵田茉莉奈)
日向(山田奈保)
常盤(三浦亜美)
白珠(喜屋武蓮)
【宇宙海賊シェルオル】
カリーナ(坂本茉莉)
クラム(皇希)
アネモネ(夏葵)
アド(なる)
メルジェリー(荒幡寧々)
【Sky-Rex】
ミラ(岩井杏加)
リズ(松井珠紗)
リオン(アレン)
アル(雪平真希)
【葉隠】
葉隠忍(本間多恵)
雀(西田薫子)
八咫烏焔(福田茉耶)
地獄谷黒卵(隈本裕美)
緑急須綾鷹(轟もよ子)
リバーフォレスト梟(中山ヤスカ)
【RED FRAGMENT】
ミカサ・マーティン(星希アリサ)
ルナ・マーティン(青野未来)
ミナト・マーティン(汐月なぎさ)
リラ・マーティン(保田実咲)
シュカ・マーティン(向葵もも)
【TeTra】
カノン(林亜佑美)
ドルチェ(はだのなつみ)
リングアナ(昼公演)
富山智帆
リングアナ(夜公演)
野中美智子
ストーリーテラー
日里麻美

以上がだいたい主な出演者です。
なおテトラに関してはメイン演者の林亜佑美の体調回復を考慮し、今回はドラマパートのみの出演になりました。

基本的には昼夜共にストーリー構成はほぼ一緒ですが、試合の組み合わせによって内容や順番が変わってくるマルチエンディングのようなものと思えばいいでしょう。

まずは第一試合は

【花月夜】常盤vsアネモネ【シェルオル】


なお、第一試合は昼夜とも【テトラ】のカノンが務めました。




まともにぶつかるとかなり体格差があるのですが、なかなか指示に従わない常盤にカノンが強引なレフェリングをする場面も。

なおカノンはミュージカルに特化したキャラのためか、カウントを取ると1、2、3、4~🎵というふうに音階が上がる特徴があります。













試合は旋回式スラムで常盤が勝ちました。

さて第二試合は。

【シェルオル】カリーナ&クラムvsリオン&アル【スカイレックス】




スカイレックスは元気者リオンとアルが参戦。
この二人はプレ公演の時に本編の試合での出番が無く、写真に撮られてないので今回はガッチリ暴れたいところ。
しかしシェルオルもツートップが組んでいるのでかなり手強い。





ですが、第二試合に関しては勝手に実況席に来ちゃった葉隠の忍と雀が、それこそ勝手に場内実況を始めたので、試合に集中できないカリーナがイライラしはじめ何度か飛びかかろうとし、なだめられる。





ただそれでもクラム一人だけで十分に強く。






最後はダイナミックなクラーケンスプラッシュでフィニッシュへ。

ストーリー的には最初各チームのプロローグが終わった後、花月夜の緋扇とシェルオルのカリーナがちょっとした対立から両チームの先兵が対戦することになり、その後、新人の雀を加えた葉隠と同時期に軌道したヒューマノイド軍団レッドフラグメント、通称レドフが新たに三種の神器の争奪戦に加わり、そこに仲間とはぐれてしまったスカイレックスも遭遇するといったところですね。
一回のブログでは全部の情報量を詰め込みきれないので次に回します。