大和ヒロシ vs 山田太郎


先ほどのMIKAMI選手でもなかなかスゴい人が来た感じなのに、またスゴい人が来た。 
今年の4月からフリーに転向した大和ヒロシ選手である。


実は相手の山田太郎とは昔メキシコのアステカブドーカンという所でタッグを組んだことがあるらしく、メキシコの修行時代を知っている数少ない先輩なんだとか。
いい選手がいてもその魅力を引き出す相手がいないと面白くないので、その意味ではルチャが出来る太郎は最適な相手である。


そのためマルチにスタイルを変えられる太郎も今回はルチャ寄りのスタイルにスイッチしたのでケフラトーラ・コンヒーロやエプロンからのトペコンを放つが、これが少しばかり仇になった。
もともと古傷がある膝をこのGW連戦中に痛めてしまった太郎はこのケフラトーラあたりでさらに膝を痛めてしまう。


そこに大和のカバージョ(キャメルクラッチ)を決められて大きくスタミナを奪われ、以後苦しそうな展開が続いた太郎。
スタミナのロスと膝の痛みとその両方で思うような動きが取れなくなってしまったようである。


一方やはり大和ヒロシの技は一個一個躍動感が大きい。
ゼロ戦キック、チョップ、フライングクロスチョップ。
どれをとっても伸びがスゴい。
また間の取り方がどうしても周りの影響からか武藤さんのそれに近い。
対して膝をうまく使えない太郎はグラウンドに引き込み普段あまり使わないSTFも。 
対抗して蝶野さんの技で。


動きが悪いからこそ逆に意地でも動きにこだわった太郎だが、ダブルニーを自爆し余計に膝を痛めてしまった太郎。
これがやや命取りに。


投げっぱなしのジャーマンからラリアットと繋いで、最後はノーザンライトボムで勝利した大和。
この技はどうしても使い手の北斗晶のイメージが強く、恐れ多くて女子では使い手がいないし他にもめったに使い手がいないので久しぶりに見たが、それだけに必殺技という言葉がいまだにしっくり来る危険な技である。


久しぶりの再会を果たした二人はお互いの健闘を称えあった。
大和ヒロシ選手がちょくちょくこうしたインディーにまた参戦してくれるのであれば次は同じ体格のような原学選手との対戦が見てみたいと思った。