ガッツ石島、新井健一郎、TORU vs ミスター雁之助、松田慶三、翔太


大阪大会のメインは今まであったガッツワールドの各チーム、派閥を全て解体してランダムに組んだ画期的なカード。
その中でもTORUたっての希望で最初で最後のミスター雁之助との対戦が組まれた。
ガッツとアラケンが組んだり、雁之助と松田という組み合わせも今回ならではである。


先発は最後の対決となるだろうガッツと雁之助の激突だったが、次にタッチを受けた翔太とアラケンはパートナー対決を回避して全く触れずにタッチ。
残った松田とTORUの対決になり、松田の持ちネタのプロミスを雁之助が後押しするのは確かに今回ならではの展開。


ゆえに今回限りの珍しい絵が続出したが、翔太とアラケンだけはなかなか組み合わず騙し合い。
まあこれはこれでこの二人らしいが。


代わりに注目されたTORUと雁之助の対決は実現したもののそう深い展開までは踏み込まず。
むしろ一番出番が多かったのはガッツと松田。
二人ともあらゆる場面に絡んでいた。


終盤になってまた回ってきた翔太とアラケン対決。
さすがに勝負どころではもう回避できず、お互いに隙を狙おうと丸め込む。


そして終盤で雁之助組はスーパーパワーボムに。
ガッツが重いので下の二人がいつものブレーンバスター式ではなくバックドロップ式で担いだのでやや落差は下がったが。


だが、6人がそれぞれ技を繰り出してあちこちに分散し、結果的にこの日一番多く戦っていたガッツと松田が最後に残り、さすがのタフな松田もゴーストバスターとターザン後藤式フェースバスターを立て続けに食らってしまったらカウント3を聞くしかなかった。


最後はプロデューサー、ドレイク森松がガッツワールドの各選手に一言声をかけるが、試合に出てないダイスケは忘れられていたというオチに(笑)。
まあガッツワールドの本筋とは少しかけ離れた特別編ではあったが、代わりに東京では見られないマッチメイクが今回の楽しみだった。
のでラストの大阪大会だったがまるでラストという感じも寂しさもなかった。
ついでに言うとあと一大会という実感もまるで感じなかった。

すぐ火曜日に次のミスター雁之助の試合の観戦が控えてるのもあり、最後という感じはしなかった。
しかし後に訪れた現在友人の方がやっているミスター雁之助写真展に訪れ、仲間たちと話してるうちにようやくじわじわと楽しみを実感していた。
無事にラスト新宿大会が終わったらガッツワールドをじっくり語ろう、そう思ったのです。

プロレス以外は何も観光のない弾丸な大阪観戦だったが、ま、それもらしくて良かったかなと。
とりあえず現地の様子を見てくることが目的だったので、それは十分楽しんできました。

あと半月というラストがまだ実感のないことだけど、とりあえずまずは次のミスター雁之助の試合を見てからにしましょう。
大阪大会に関わった皆さんお疲れ様でした。