第16代GWC認定6人タッグ王座決定トーナメント一回戦
ミスター雁之助、ガッツ石島、影山道雄 vs 折原昌夫、アミーゴ鈴木、梁和平



最近にガッツワールドを知り始めた人にはあまり知られてないことだが、実はGWCの6人タッグのベルトはシングルやタッグよりも古く、ガッツワールドで一番先に設立された正式タイトルのため、初期から五年くらいはこのベルトでメインを飾ることも多かった。
だが近年はシングルとタッグの戦線が拡大し、人数が多く取られる6人タッグ王座の需要がなくなってきており、9周年大会でガッツ石島、ダイスケ、吉野達彦がアルプス工業(アラケン、ミステリー、梁)からベルトを奪ったままタイトル戦は行われず、半分封印状態だった。

最近のIWA人気から軍団抗争の面白さが見直され、正規軍、鬼神悪魔道雄、IWA熱波軍、トンパチマシンガンズの四チームがエントリーされ、まずは一回戦、鬼神悪魔道雄とトンパチマシンガンズが対戦した。

中でも影山道雄は前日にデビュー7周年を迎え、後楽園でもタッグ王座を獲得したが初防衛に失敗したためここは是が非でも取りに行きたい。




影山と雁之助は見た目を使ってうまくすり変わり、7年ぶりくらいに梁と対する雁之助がヒップトスで梁をバンバン投げまくる。
しかし場外戦で雁之助は前回のGENTARO戦で痛めたとこをどこかまた痛めたらしく、それ以降の出番は多くなかった。




むしろ影山が悪い意味での孤立になり、梁のフットスタンプ、アミーゴのシーソーホイップに折原も早い段階でみちドラを繰り出してきており、影山の消耗が高くなる。



アミーゴにレッグラリアットで一つ返し、ようやく出番のガッツが二人をラリアットでなぎ倒し、ゴーストバスターで突破していくが、アミーゴもガッツにラリアットを打ち返す。




そして雁之助と折原、ラリアットの打ち合いから雁之助がファルコンアロー。
しかし梁のミサイルキックから再び影山が三人の標的にされる。





雁之助とガッツもバックドロップ&ラリアットから反撃し、梁にスーパーパワーボムを浴びせる。




だがアミーゴがえみりレフェリーを巻き添えに暴れたため、そのどさくさに紛れて梁が影山に痛烈なイス攻撃!!




さらに折原のラリアットから梁のチャイニーズボムズアウェイで影山から3カウント。
無念、影山は7周年を白星で飾れずトンパチマシンガンズが一回戦を突破した。