12月開催でない新木場大会はいつ以来だろうか、後楽園以来は常に攻めのカードを貫いているガッツワールド。今回はビッグマッチ仕様。




オープニングにビッグマッチ恒例になったBOKRA and REN with yo-coのライブがあった。
最近は彼らもガッツワールドの大切な応援団の一員なのである。


大谷譲二デビュー戦
秋庭遼也 vs 大谷譲二



練習生として加入していた大谷譲二がデビューとなり、秋庭遼也にとっては初の後輩ができた。
長いガッツワールドの歴史で生え抜きの新人同士が戦うのは実質これが初めてである。



ちょっとルックスが佐野直に似てるところが気になるが、新人としては80kgとなかなかの体格を持ち、秋庭よりも15kgほど重い。
この年頃の15kg差はけっこう大きいのだ。

見てくれもいいが、表情も豊か。
頑張ってる姿が伝わりやすいし、応援団が来ていたこともあってか、新人同士の試合としてはエライ盛り上がった。



ただ勝負となるとまだ秋庭も初勝利がないだけに後輩のデビュー戦といえども甘く見るわけにはいかない。
ミサイルキックから逆十字を決めて初勝利を飾った秋庭。
大谷が新人とは思えぬほど堂々としてたのでなおさら価値のある一勝になった。


大谷のデビューで初めて生え抜き同士の新人同士が当たったがやはりライバルがいるのはいいものだ。
明確に倒すべき目標があると燃えられる。
大谷は大谷で感性が豊かそうでセンスもありそうだからこれからどうなるかが非常に楽しみである。


3WAYマッチ
ドレイク森松 vs ミクロ vs よしえつねお

後楽園以後定着してしまった森松とよしえの奇妙な因縁だが、今回は3WAYにミクロが加わってしまったのでさらなる混乱、いや困難が待ち受けている。


ところが困難は森松の前に客席で見ていたみやしょーに降りかかってしまった!!
いつものようによしえが入場で暴れていると彼女を見つけたよしえが追っていってしまい、ぬいぐるみのぐんまちゃんにひどいことを!! あ~あ。

これで一部分を完全に敵に回してしまったよしえだが、試合は3WAYなので最初は相手にしてもらえず。
相手にされたと思ったら森松のバットで一撃される。


また森松にとってさらに幸いしたのはよしえのセクハラの被害がほぼ小さいミクロに回ってしまったので、自分がやられるのはそれほど多くはなかった。
妙なことになる前によしえにラリアットを叩き込んだ森松がフォールを奪い勝利。
よしえは試合が終わってからも踊っていたが後の祭り。

しかし、試合中だとよしえの暴走が止まらないから今後は常に森松かバンジー高田を護衛につけとくべきか!?
あまりみやしょーに嫌われ過ぎると本気でよしえのガッツの仕事が無くなりかねんのでよしえが苦しい弁解をしていたが(笑)。


塚本拓海 vs 服部健太

唐突に組まれた組み合わせ。どちらも最近にガッツに参戦していたというわけで接点らしい接点もないし、レスラーのタイプも違いすぎるからミスマッチな感じもした。


ただお互いに技術のあるのは認めるが、塚本の狙う意図がいまいちわかりづらいため感情移入しにくい。
そう思えば身軽に動く服部の方がまだ応援しやすいのもあり、実際ルチャベースの卍固めやらで技術には目を見張った。



ところが小気味よく動いていた服部にエンジンがかかってきて、さあこれからという矢先で反撃してきた塚本が河津落としからグラウンド卍固めからの腕固めで唐突にギブアップを奪ってしまったのだ。
勝つのは構わないがなんとも中途半端なのか。

いかにデスマッチ上がりの選手とはいえ、あまりに試合の前後の組み立てを考えなさすぎ。
盛り上がりもへったくれもありゃしないため試合もまるで中途半端な印象しか残らなかった。
この塚本の感性はあまりいただけないな。

小川内潤 vs アミーゴ鈴木

1月はタッグで対戦し前回はタッグを組んでいた元同門の二人。
しかしシングル対戦となるといつ以来なのだろうか?
聞いた話だとシークレットベースで過去にシングルはやっているそうだがけっこう久しぶりだと言う。


やはり自分たちのベースに乗っ取って序盤はルチャベースの戦いから始まる。
しかし、少し経ってからは小川内がアミーゴの足を狙い出すが、攻めているのはニーブレスをしている足とは逆の方。これはなにか意図するとこがあるのか!?


しかし、アミーゴは小川内の首をサードロープを使ったシーソーホイップでダメージを与えると、首をねじきるような変形のチンロックで首に狙いを集中する。
足を狙われた報復か、頸椎を痛めたことのある小川内の首にスリーアミーゴやキャメルクラッチなどこの首攻めは苦しい。

しかし、さすがにお互いの手の内を知っているだけに切り返しも見応えがある。
蹴りと頭突きで一度は両者ダウン状態になったが、小川内がシャンドラの灯を狙うも回転エビ固めで切り返したアミーゴはドラゴンスープレックスを狙う。

ドラゴンが決まれば確実に3カウントを狙えるが、必死に回避した小川内はスクリューキックを叩き込み、動きの止まったアミーゴにカーブストンプ式の延髄ニーを叩き込んで3カウントを奪った。



こちらも達彦やダイスケとはまた別の意味でのライバル関係があるだけに見応えのある一戦になった。
二人とも相手次第ではまだまだ燃えられるだけにこの位置でくすぶってるべき選手じゃない。
ただ勝った小川内はいいが、アミーゴはまだニーブレスが取れないとこを見るとまだ体調は100%に戻ってないのか復帰後まだ会心の勝利になかなか恵まれない。
一つなにか勝てると現状打破も見えてくると思うのだが。