今夜は鬼神道。 今回は今までと明らかに違うのは雁之助さんが試合に出ること。
ガッツワールドで復帰した雁之助さんが脳梗塞から復活したGENTAROさんとのシングルマッチ。
普通に考えれば実現不可能だったカードだ。

正直注目のカードは他にもあるだろうが、おそらくみんなのお目当てはメインだろう。
ところが今日は早めに新木場に着いたのですぐに雁之助さんのとこに挨拶に行ったらショートタイツのままあちこち出歩いてるので、まるで海水浴に来た子供のよう(笑)!!

でも5年ぶりに試合をするワクワク感ってのは案外そんなものかな。


第0試合のことを書くのは危険なので割愛(笑)!!
とりあえず裸・ペールワンというのがいると聞いたが、見たら奇怪なマシュマロマンかキモカワダンシングベイビーか。
ただよしえつねおさんは会場にはいた(笑)!!


ガッツ石島 vs gosaku

Truth時代によく組んだり戦ってたりした仲なので、シングルは初かもしれないがガッツ石島は全く心配も何もしてなかった(笑)。



唯一心配と言えば音信不通なgosakuさんがちゃんと来るかどうかだが、山田太郎から新木場の近くの松屋にいたのが確認されておりとりあえず一安心(笑)。

正式な試合はいつ以来か、gosakuがまともな練習やコンディション作りをしてるはずもないが(笑)、ナチュラルにプロレスはうまく、佐藤昭雄流ソバットや膝を上手く絡めてガッツからテイクダウンを奪う。



対して機動力に勝るガッツはフライングニールキックで動けるとこをアピール。



しかし通常ギブアップも狙えるほどのWARスペシャルがgosakuのデカさであまり体を畳めず、痛がってはいるがあまり効果があるように見えない。

ちょっと手数で負けているgosakuはスパイビースパイク(DDT)で一つ返し背中からフォールで覆いかぶさったが、それを横十字固めにひっくり返したガッツがいとも簡単にフォール勝ち。

頭脳の差と言いたいのか、頭を指しアピールするガッツ。
一方これからという感じだったgosakuはほとんど何もやる前から終わってしまった。


真琴、加藤悠 vs 雫有希、飯田美花

加藤悠に関してはいつだったか一応雁之助さんには鬼神道出場に関して私から推したことがあり、今回タッグとはいえ初参戦が叶う。



しかしパートナーが真琴で相手に雫有希がいるから、いかにも因縁めいた組み合わせ。
やり慣れてる相手なら心配はないが、会場の雰囲気は女子団体のそれとは違うだけに思いっきりやらないと印象に残らない。

しかし真琴の調子はいいのだが、悠の調子が上がらない。
どうもコンディション的に今一つなのかやや元気なくキレも悪い。
スターダム時代にやってた頃を見てるからわかるが、やはり定期的に試合数をこなしていたその時と比べるとやはり単発出場の現状では調子が上がってこない。





それに雫有希とは体格差が違うだけに雫がほとんど女大魔人のごとく受けてもはね返してしまう。

しかもほぼ急造な雫と飯田の方がチームワークが良い。
飯田はなかなか見る機会がないので小気味よく動くのが目についたが、なんとなく大畠美咲の動きに似てる気がした。



悠のピンチを真琴が再三フォローし、悠も一本背負いから逆十字で攻めるが、飯田の直伝雁之助クラッチに丸め込まれ逆転負け。



う~んちょっといいとこなしだったかな。
私が知ってる悠の潜在力はまだまだこんなもんじゃないから、もっとパッション出せるやろと言っておきたい。


山田太郎 vs 矢野啓太

この日が誕生日の山田太郎。
二年前の誕生日にはGWC認定6人タッグ選手権を取ったが今回はどうなるか?



ルチャが基本にある二人。 飛び技ではなく関節技に重点が置かれ矢野の仕掛けを太郎が返していく展開。
途中トリッキーな動きもある。



が、この日は久々に矢野らしい試合を見た。
通常ロープ走りで攪乱にいく展開でわざと走らずタイミングを狂わせる展開も交えながらスピードは遅いもののトペも放つ。
以前は飛ぶと見せかけても飛ばなかったが。



徐々に矢野ペースの試合になるが、太郎はセカンドロープからリング内へのトルネードプレスで観衆をアッと言わせる!!

そこからエンジンがかかった太郎が一気にスパートし、ラ・マヒストラルを始め丸め込みの連発で追いつめる。





しかしアームホイップで流れを遮断した矢野はコルバタからケフラトーラ・コンヒーロを連発し、羽ね折り固めの変形技でギブアップを奪った。

残念‼ 山田太郎誕生日を勝利で飾れず。
しかしトルネードプレスでアッと言わせたのはしてやったりかな。


3WAYマッチ
藤田峰雄 vs 忍 vs 中澤マイケル

相変わらずR指定の試合なので写真撮影なし。
まあ結果的には第0とあまり変わらんが、何故か一昨日前のスターダムの終わりの時にこの試合を裁くバーブ佐々木レフェリーに会ったときに
やたら裁く気マンマンでいたのがおかしかったが(笑)。

この試合通常のダウンカウントに加え、急所の部分がスタンディングした場合にもダウンカウントが数えられ、また前回選手が脱いでマイケルのモノが見えた見えないでヤバい話になったので脱いでしまった選手も失格という変更点が追加。

だが急所狙いはあるにはせよ空中戦には長けた藤田と忍がいるため、通常の試合でも十分沸かせられるほどの高度なプロレスを展開。
もったいない。通常のレスリングでもこんなに引き出しあるのに(笑)。

しかし追加ルールを巧みに利用するマイケルによってまずは藤田が急所ダウンを宣告されたがかろうじて耐える。
すると今度は忍が狙われ厳しい仕打ちを狙われたが、三者がもつれたどさくさにバーブレフェリーも急所を狙われ忍にキスされめちゃくちゃに。

そこへ何故かミロ・ハダカラスが現れて乱入したため即座に雁之助さんが駆けつけ試合を強制ストップし無効試合に。

とんでもないオチがついたものだが、このマイケルでさえ困るとんでもない空気にハダカラスは慣れてると言うから恐ろしい。

てか鬼神道は意外と女性客も多いから、やっぱヤバいと思うけどな(笑)。