１３回となる今回は、サバイバルゲーム上達の近道である「縛りゲー」について書いていきたいと思う。藪フィールドに限った話ではなく、能力を伸ばしたい環境で「縛りゲー」を実践していただければ、貴方の戦闘力は間違いなく成長するので、参考にしてほしい。
「縛りゲー」って何だろう？
：縛る＝効率性や銃の性能、動きやすさ等、サバイバルゲームを進める中で「有利」とされる条件を敢えて手放すことで、サバゲの難易度を難しくすること。戦い慣れた戦場も、縛ることで戦闘の難易度が一気に上がる。つまり、外部環境は変わっていないのに、個人的なサバゲ難易度が変わるってこと。
縛りゲーにも色々ある。
初級編
い）電動ガン ＞ コッキングガン ：連射性を縛ることで、必殺の一打を身につける。ボルトを採用するか、３発発射のショットガン辺りを採用するかでも、習得できるスキルが変化します。
ろ）電動ガン ＞ ハンドガン ：射程距離を縛ることで、敵に近づく（有効射程距離）訓練が進む。
は）フルオート禁止 ：自分だけセミオートで射撃の精度up。
に）携行弾数を控えめにする ：無駄撃ちできなくなる。
中級編
ほ）利き腕を封じる ：右利きなら、左手でグリップを握ることで、障害物越しの左撃ちの精度をあげる。利き目とは逆の目で射撃する訓練にもなる。
へ）迷彩効果を引き下げる ：藪で黒装備にする。ギリーをやめる。ちょっと目立つ色のワッペン（白とか）をつける。など、軽微なものからハードモードまで色々あるが、目立つことは隠密行動には不利に当たる。位置取りや立ち回り（移動）の難易度が上がる。意図せずに「この装備が好きだから」と実行しているプレイヤーも多いのではないだろうか？
但し、目立つ色を加える際はチームカラーを誤解するような色を使うのは避けてほしい。
上級編：ギルマスの周囲にいる縛り野郎ども
皆、その装備が好きだから、不利を承知で続けていた。または、サバゲの戦闘力も上がってしまったので、ヒリヒリした感覚を楽しむために、敢えて不利な装備にしているって奴らです。
ギルマス・・・戦場のレベルに合わせて、装備を調整できるようにしています。
行き先に合わせて、縛りレベルを変更する事で、程よい難易度を調整しています。
耐久戦とか本気モード：電動 M14 多弾マグ
ちょっと縛り：電動 通常マグでマガジンチェンジを楽しむ。
：SPAS１２コッキング ＋ carbon８ガバ
縛り状態：ハンドガンだけ
：慣れてない電動ガン ＋ マガジンチェンジ
緊張感を持ってサバゲを楽しみたいから縛る勢）
F◯散・・・ボルトアクションよりも長く使いにくい種子島銃をこよなく愛するアタッカー／フラッグゲッター。サバゲ経験も長いのか、常に縛りゲー装備でサバゲを楽しんでいます。インファイトで奴の種子島に負けると、「敗北感満載」。縛ることで、集中力を維持しているらしいです。
Bちゃん・・・バカにしているのか？と誤解される程度の銃（ポケットガスガン）でプレイ。但し、「初速の低い銃は、相手もヒットも拾いにくいこと」もよく理解しているので、至近距離まで寄ること。存在を気取られないこと。素早い移動。射線のカット。ヒットは相手が判断すること。は徹底しています。彼も「縛ることで集中力をブースト」しており、電動ガンなどを使うと判断に甘えが出て戦力ダウンしてしまうという珍しい病気まで持っています。
好きな装備を追求してたら縛りゲーになってた勢）
TのGM・・・西部開拓時代を忠実に再現した装備（テンガロンハット、ピースメーカー、レバーアクションライフル…）の彼。西部劇イベントだけでなく、色々なフィールドにも出没します。バリケ等の障害物越しではテンガロンハットの左右が顔より先に見えてしまう不利もなんのその。リボルバーやレバーアクションの射撃は折り紙つき。こんな装備の彼、強者どもが集まるギルマスの貸切戦（at濃い藪フィールド）で、何の不足感もなく強者の一人として数えられているんです。「あいつ、迷彩着て電動持ったらどうなるんだろう？」と皆考えてます。ウエスタン装備が好きで、不利を承知で真摯にサバゲを長年楽しんでいたから（＝いつも難易度が高い状態でサバゲ）、あんなに上手くなったんだと思います。
強者達に囲まれた環境（見つけるの大変。居住地域によっては近所にない。）じゃなくても、真摯に「縛る」ことで、サバイバルゲームは上達できる。ってことをご理解いただけたなら幸いです。
ギルドBAR 森人（もりびと）＞２０２５末に閉店
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