4月から民営化される大阪市営地下鉄。1933年の開業当初から親しまれてきた「マルコマーク」がいよいよ見納めとなります。これをデザインしたのは京大建築学科初代教授でもあった武田五一氏。京都市役所、京大時計台、同志社女子大栄光館など 関西の近代建築を築いた先生です。



この一見シンプルなマーク。「〇」は大阪市の頭文字の{O}と トンネルの形を、「コ」は高速鉄道を表す。〇の外にはみ出す線は、郊外に延びていく路線をイメージしているという。



4月からは 新たに民営化後の大阪メトロのマークが新登場。こちらは前から見るとメトロの「M」、横から見ると大阪の「O」に見えるらしい。



85年の歴史を刻んだメトロマークも あと1週間ほど。しかとご覧あれ。