uybaのセリエA第5戦はヴァッレフォリアとの対戦でしたが、関の多彩なトスでストレート勝ちしました(通算2勝3敗)
3‐0(25‐21、25‐23、25‐12)
■uyba・先発オーダー
オボッサ ファンアーベルマート ジェンナーリ
パラ エックル 関
Lペローニ
■uyba・主な個人得点数
オボッサ18、エックル13(MVP)、ジェンナーリ9、パラ7、トルコラッチ3、ファンアーベルマート2、関2、バティスタ1、メトワリー1
■戦評・感想
MRI検査の結果主将ボルディーニの膝が重症であることが判明し、急遽オーストリア代表のシュミットがセカンドセッターとして合流しました。第1セットは両レフトの踏ん張りと、この試合MVPを獲得したMBエックルのブロックで終盤抜け出して先取しました。第2セットは主力MBファンアーベルマートの顔面にボールが直撃し、トルコラッチと交代するというアクシデントがありました。それもあって終盤まで接戦となりますが、そのトルコラッチの活躍や関の多彩なトスもありセットも連取しました。第3セットはヴァッレフォリアが意気消沈したことに加え、エックルが速攻・移動攻撃・ブロックに大活躍し、またポイントゲッターのオボッサが安定した攻撃力を発揮しuybaが圧倒しました。
昨季関とコネリアーノでチームメイトだったエックルが、息のあったコンビで大活躍しました。また第3セットは大差をつける余裕を見せ、エジプト人OHのメトワリーが実戦デビューしました。それでも選手層の薄さは否めませんが、この勝利はチームにとって大きかったと思われます。水曜日は強豪スカンディッチとの対戦がありますが、その後はしばらく格下との試合が続きますので踏ん張り所です。ライバル負傷によるスタメン獲得(既に実力で奪取していたが)という複雑な事情で関の心境は察するに余りありますが、世界選手権第4位へ導いたセッターですから、堂々とチームを牽引すれば良いと思います。