無敵の18連勝も関に出番なし(セリエA・スカンディッチ戦) | 福永英樹ブログ

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 イモココネリアーノのセリエA第18戦はスカンディッチとの対戦でしたが、ストレート勝ちで18戦全勝としました。


3‐0(25‐21、25‐14、25‐13)


■コネリアーノ・先発オーダー

ハーク ファール シュテイ

ガビ キリケッラ ウオロシュ

Lデジェンナーロ


■コネリアーノ・主な個人得点数

シュテイ16、ガビ16(MVP)、ハーク14、ファール9、キリケッラ3


■戦評・感想

 まだまだ引退しそうもない正セッター ウォロシュが両サイドへの安定したトスで大活躍し、今日も圧勝しました。関はまったく出番がなく、そろそろ来シーズンへ向けた移籍先の模索をスタートする時期がきました。セッターとしては言葉の壁を解消しなければイタリアの中位以下のチームといえどもそれなりに難しく、SVリーグで苦戦している古巣 東レアローズ滋賀には有望な長身高卒セッターが入団しました。ただSVリーグは関や米国ソルトレイクに参戦している松井の不在もあり、明らかに実力のあるセッターが不足しています。33歳の栄がいまだにトスを上げている佐賀久光や、秋本美空らが入団した姫路などです。関本人はセリエAの雰囲気や環境をとても気に入っているようですが、ロス五輪を見据えた日本代表チームで再びトスを上げたいのであれば、個人的には帰国した方が良いと思っています。やはり欧州のバレーとスピードやコンビで活路をた見いだすしかない日本のスタイルは、どうしても相容れないものがあるからです。彼女の選択を見守っていきましょう!