田植えを終えて、我が家の圃場の近くに住む親戚のおじさんから
電話がありました。
「田んぼの水ないぞーーーー!」
「えっ?」
「なんで?なんで?なんで?」
って田植え1週間後と、2週間後の2回電話がありました。
実はこの圃場、去年はなぜか、7月ころから水が溜まらなかったんです。
水をどれだけ入れたとしても、全くたまらない・・・
理由が分からなかったので、
今年は、荒起こしと代掻きすれば、穴に泥が埋まるから大丈夫って思っていました。
それが、今年になって田植え早々に水が抜けているって。。。
こんな感じに!
左となりの田んぼと比べても、右側の圃場は確実に落水している・・・
実はこの圃場の水の排出口が、ベニア板を重ねて、水の水位を調整するタイプです。
板を重ねたら、外側から泥で抑え水をせき止めています。
(写真がないからわかりにくいですね・・・)
圃場の水が抜けた原因は
1回目も2回目も、この泥が抜けていました。
最大の原因が
田んぼの水が漏れた原因に「荒起こし」にあると考えています。
圃場が柔らかく深くなるのを防止するために、
今年は、荒起こしの深さを浅くしたのが間違えでした。
(稲作作り2年目だから許してぇ~)
ベテランの人か聞いたらビックリすると思いますが
深さを5~8cmほどだったと思います。
代掻きの時も、水をさーーーってなでている感じでしたし・・・。
田植えの時に、苗が泥に絡んでくれるのかが心配なくらいでした。
それくらい、水の出口を塞ぐ泥が少なかったので、
圃場の水が、すぐに流れ出ていたんです。
圃場の落水の改善のために
はじめは、畦あぜ道をクワで崩して踏み固めようか?
そんな事して、本当に大丈夫だろうか?
と思っていたのですが、
最終的に、下記で水が止まりました。
泥が少ない圃場で、さらさらしているので
1.水の出口に土嚢袋に泥を入れて土台を作る
(余った苗を土嚢袋に入れました)
2.その上に、圃場の泥を積み上げる
3.肥料袋で、間から水が漏れないようにカバー
この3つの事をしたら落水が止まりました。
5日後に確認しに行っても全く問題ありませんでした。
モグラ、ザリガニ、オケラなどによる畦畔の穴をふさぐぎ、
落水防止する方法は、
代かき前の耕耘時に、圃場を1周して
トラクターのタイヤで畦際を踏み固めるといいそうです。
畦がコンクリートの圃場も、落水しないと思っている人が多いようですが、
トラクターのタイヤで踏み固めると、落水防止になるそうですよ。