江堀りって初めて聞いた時
「そもそも、江堀りって何?」って感じでした。

江堀りとは、角スコップで農業用水路生活排水路
たまった泥やゴミを清掃
する作業です。

まだまだ寒いので、上下の防寒具、手袋、帽子、長靴の装備で、
カクスコ(四角いスコップ)を持って、一列になって用水路に入り、
延々と泥上げをしていきます。

 




4月の中頃には代掻きのための
農業用水が水路に入ってきます。

それまでに、綺麗にしなくてはいけないんです。




田んぼを保有している生産組合員が総出で、
町の用水路の江堀りを行います。

江掘りの作業は、町の人たちと談笑しながら
良い交流の場になって、一緒に作業するから一体感もあっていいですね。

作業は大変ですが、大切なイベントです。


この江堀りを半日することで、労働した人は、
年間で支払っている「万雑(まんぞう)」に当ててもらえます。


我が町会は、こんな感じで決まってます。
江堀り(3月第3日曜日)
用水路への入水(4月第2月曜日)


町内会の生産組合みんなでやる江堀りは、
主な用水路のみです。

自分の田んぼの横の用水路は、
それぞれの地主が江堀りをしなくちゃいけないんです。


すくった泥は、どこに入れるのか迷っていたのですが、
町会長に聞くと、自分の田んぼに入れるそうです。


雑草とか大丈夫かなぁと思いながら作業しました。

隣の田んぼと、自分の田んぼの間に用水路がある場合は、
誰が江掘りをするのか?

という問題になるので、
今年は、自分の田んぼの北側東側に用水路がある人が担当でした。
(これは、それぞれの町や村ごとの決まりがあると思います。)

初めての稲作から、今年は2年目です。
いよいよ、田んぼが始まるなぁ。

 

防寒具とかはワークマンがいいですね。