はじめてのお菓子作り(失敗編) | ☆ 占い師・画家…人間のようなもの ☆

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画家・伝説の魔術師☆ 相馬 英樹 の愉快な毎日♪

庭でサクランボが取れたので何か作ってみようと思い、種を抜いてウイスキーと三温糖に漬けてみました。


小金湯温泉へ行き、ゆっくり温まって帰って来ると妻がハンバーグを焼いてくれたので、庭のレタスと好調から貰った平取トマトと一緒にパンに挟んで食べました。

いつものことですが、ものすごく美味しかったです。



さて、先ほどのさくらんぼをどうしようか…

当初は

① 豆腐を濾してヨーグルトか何かと混ぜ合わせ、適当に味付けをして卵白で焼き固めた土台を作る。

② 粉寒天に三温糖を加えたものを、庭にあるミントの葉を煮出したミントティーで溶いてレモン汁で香り付けをし、このさくらんぼを入れてゼリー状に固めたものを、適当な器に盛り付けた①の上に流し込んで冷蔵庫で冷やせば、レアチーズケーキ風に成り得るのではないかと思っていたのですが…

息子は、レアチーズケーキよりも、チョコレートが好きです。

以前、チェリーのコンポートの入ったチョコレートを食べたことがあり、とても美味しかったのですが、同時にさくらんぼとチョコレートっぽい味のものを組み合わせてこの美味しさを出すのは、相当の熟練を要したに違いない…と、感心したのを覚えています。

家には、ココアパウダーはありませんが、ココアパウダーによく似たキャロブパウダーが台所の食在庫にあったことを思い出しました。



思い切ってキャロブパウダーと豆腐・三温糖・ウイスキーをボウルに放り込み、ひたすらヘラでかき混ぜます。

ここまで来たら、もう誰にも止めることはできません。




ウイスキーと三温糖に漬けておいたさくらんぼも投入。



卵白をブレンダーでかき混ぜメレンゲを作ります。



クッキングシートを敷き詰めた型に流し込み、オーブン180℃で40分。



包丁を入れると、べチャッと型崩れします。

予想とは大幅にかけ離れた展開と『やっぱりこうなったか』という納得の狭間で揺れ動き、ひるむ心。



味は悪くはないのですが…

しっとりと言うよりは、べっちゃりと言ったほうがしっくり来る感じ。

正直言って、つまり、失敗です。



写真は、物事の本質を表面化させない為の…『偽りの魔法』により、こんなに美味しそうに撮れてますが…

皆さんが僕と同じ過ちを繰り返さないためにも、意を決してこのレシピを発表することにしました。



ではまた、ごきげんよう!