12月19日の天描オラクルメッセージ | ☆ 占い師・画家…人間のようなもの ☆

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画家・伝説の魔術師☆ 相馬 英樹 の愉快な毎日♪

こんにちは。

昨日は午後から、林さんが料理を用意してくれたという事で、荒谷さんに呼んで頂き、ランチ忘年会に行って来ました。

陽が沈むと、手作り蝋燭の明かりに照らされて怪談・奇談の数々に皆で盛り上がります。

夜は自宅に帰ってカジカの汁物を作り、お土産に頂いた小樽ビールを飲みながら夕食しました。



そんなわけで、今日は12回目の天描オラクルです。

『 the planet of miracle (奇跡の惑星) 夢・可能性』

(不可能の中に可能性はある。)

この天描絵は、自由意思を抱いた火と水とが、混ざり合い未来(可能性)へとこぼれて行く様子が描かれています。

これは錬金術を意味し、不可能の中に可能性があるのだという事を、表しています。


私が過去にやりたかった事の中に、『おおよそ不可能だろう。』と思い、実行に移さずに居たことが幾つかあります。

実行に移した事も、幾つかはあります。

私は、かつて会社員でしたが、いつかは自営で自分の好きな仕事をしたいと思っていました。

会社員としての自信もあり会社にも人並み以上に大切にされていたので、特にこれと言って致命的な居心地の悪さを感じた訳では全くありませんが…

私には『誰かの指示や成り行きに身を委ねて、大人しく未来を待つのではなく、自分の感性やアイデアで未来を創造したい。』という、強い想いがありました。

勿論、自信など微塵もありません。

なので、そう思い始めてから、何年かの月日が流れた在る日、ふと立ち止まり振り返ってみると…

『いつかは自営で…』と思い始めたときから、実質的に一歩たりとも、前へ進んでなど居ないことに気が付いたのです。

会社勤めをしていた頃にも、休みの日にタロット占いやスピリットアートなどでイベントに出たり、スピリチュアルな内容のワークショップを主催したり、講演した事はありましたが…

趣味の一環の様なもので、それが生活の基盤を成し得て居た訳ではありません。


このままでは、10年経っても20年経っても、『誰かの指示や成り行きに身を委ねて、大人しく未来を待っている』ままなのではないかと思うと、とても不安になりました。


妻も子供も居るので、周囲には大反対されましたが…誰かに反対されたからと言って、自分の人生を棒に振るわけには行きません。

色々な考え方の人間が居るのは解っています。

ただ私は何より、愛する子供や妻の存在を、自分の人生を創造することが出来ない理由になど、したくありませんでした。


そうして私は、その時勤めていた仕事を辞めました。

ある時、なかなか条件の良い仕事場所が見付からず、街を歩きながら思い悩んでいると、辞めた会社の社長から電話が掛かってきました。

『頼むから、戻ってきてくれないか?』


そんな事があって一度は会社へ戻り、それから一年ほど勤めたのですが…

或る朝、鬱が再発したのを切っ掛けに、色んな事があってこうして夢が叶い、不安定ではあるけれど、結構楽しい人生を創造し続けて居るわけです。


周囲の人は、こう言います。

『英樹さんだから出来た。』と。

そして次の瞬間、こうも言うのです。

『もういい加減、大人になった方が良いですよ。』と。


私は、私だから出来たとは思いません。

こんな子供みたいな私でさえ出来る事、つまり…望みさえすれば、誰でも出来る事ですよ。


あなたが『誰かの指示や成り行きに身を委ねて、大人しく未来を待っている。』としても、それは、あなたが選んだ生き方なのだから素敵な事だと思います。


ただ、いつでも何処でも、そこに不可能がある限り、可能性が有るのだということを、知っておいて損はないと思います。


(不可能の中に可能性はある。)

むしろ、不可能こそが可能性である。


あなたの生きる道が、どんな道であろうと…
私は、あなたが自分で選んだ道を倖せに歩いて行く未来を、強く祈っています。



相馬 英樹