昨夜は、日常の疲れが溜まって居たのか…夕方19時頃、どうしても眠くなってしまって寝た。
僕としては珍しい事。
23時17分頃、地震で目が覚めた。
南沢は高台にあるせいか、かなり揺れた。
地震で目が覚めたのか、良い家族団欒の話題の種が出来たのか…
夏の暑さで戸を開けて過ごしている家庭が多い事もあって、近所のあちらこちらから、大人や子供の色んな話し声が聞こえて来た。
僕も暖かくはないのだけど、ベタつく感じの蒸し暑さに負けて、一階に降りてサンルームと玄関フードの窓を開放してパンイチで床に寝そべり、日本酒を呑んで寝た。
…朝、目覚めると妻が起きており、
『あなた、今日は私と一緒に平取の田んぼに、草むしりをしに行きませんか?』
と言う。
私は溜まった日頃の疲れを癒すべく、ゆっくり眠ったあとだった。
『今日はセッションの予約が入るまでは、ゆっくりしよう。』と心に決めて居た。
なので、妻には
『今日はゆっくり休みたいので、田んぼはちょっと遠いしキツいし、行きたく無いのだよ。すまないね。』
と正直な心の内を伝えた。
妻は、寂しそうに俯き…
『そうね、そうよね。』と言った。
そして私は尚も横になって眠りの体制をとったのだが…
朝の明るさを遮る為に被ったタオルケットの中で…
春に田植えをした時の事を思い出していた。
~人一倍頑張って居た小松さん。
~一語一句がボキャブラリーに富み、面白かった小松さん。
~お酒を呑んで様子が変わった小松さん。
『楽しかったなぁ~』
そして、夏に田んぼでタロットカードのセッションをやった、『さくらぎ田んぼ祭り』の事を思い出していた。
あの時は、小松さんがジンギスカン用の火を熾して居たっけ…。。
『あ~楽しかった。』
今日も『好調=校長』や、小松さん、場合によってはカメラマンの池田さんなんかが集まって…
みんなで汗水流しながら田んぼの畦草を刈るんだなぁ…
そう思うと居ても立っても居られず、
『妻よ、たった今、私に、田んぼへ行き草を刈りたいという“意欲”が芽生えました!なので、やはり行きましょう…平取へ!』
そう言うや否や、首と頭にタオルを巻き半ズボンとTシャツを一瞬で着込み、車に乗り込んだ。
~こうして私達夫婦は、平取の田んぼへと向かったのである。
田んぼに着くと、トトロが居た。
好調が居た。
カメラマンの池田さんが居た。
苫小牧ケーブルテレビの人が居た。
そして、小松さんが居た。
好調に草刈り機の使い方を教わり、いつになく素直に…
実に久々に、自分以外の人間から指示を受けて動いた。
めっちゃ面白くて、いつまでも刈って居たかった。
帰りにさくらぎ田んぼの監修や沢山の世話をしてくれて居る、田んぼメンバーの神様的存在…そんな糸屋 氏の計らいで、トマト狩りをさせて頂きました。
こんな風にトマトが成ってるハウスで
見て居るだけでも楽しいのに、これを自由に私なりのやり方で摘ませてくれるって言うんです。
丸いのや長いの、黄色いのや橙色の。
デカいのや細かいの。
バリエーション様々なトマトの数々。
糸屋さん、
また、田んぼでお世話になって居る平取の沢山の皆様方、
繋がりの発端となった好調、
池田さん、
そして、小松さん、
妻、
本当に、ありがとうございました!
そして帰り道、平取本町にある蕎麦屋さん『藤』で、目玉商品のトマト天ざる(正式名称は失念しました)を頂きました。
なんと、平取の名産品であるトマトの天麩羅が盛ってあり…
初めは、『なんだこれは!?』という…例えば高校生の頃、どのクラスにも一人だけ居たタイプ…
ウサギとか飼っててパンクロッカーの彼氏が居る様な感じの、所謂、不思議ちゃんが喜びそうな不思議な味。
ただ、一度食べてから或る一定の間隔を置いて確認の為にもう一度食べてみると、慣れたのか…はたまた時の経緯とともに僕が不思議ちゃんになっちゃったのかはわかりませんが…
美味いんです。
店の人が予知能力を駆使して、そうなる事を予知した結果かどうかは解りませんが、トマトの天麩羅が沢山盛ってあり…
二つ目以降は、一つ一つその旨さを確かめながら頂きました。
さて…
そんなわけで、
次は、9月…稲刈りですね?
今から楽しみです(^_-)-☆