本州と違ってこちらは北海道ですから11月に入ったらいつ雪が降ってもおかしくない時期になりました。
雪が降っては、畑をやることができません。今のうちに来年も使えるよう畑の後片付けをしなければなりません。
DIYの報告を後回しにしてまた4,5日かかった畑の後片付けを書いてみます。
その前に、作業をしているある日雲一つない久しぶりの天気でしたので畑の横からですが、写真を撮ってみました。
これは遠くに見える山(夕張岳)を望遠ズームで撮ってみました。もう少しで完全な根雪です。
眼下に農村地帯が広がっています。本州と違って集落はなく1軒1軒が畑に張り付いています。
実際はもっと高低差があり農村地帯は低い所にあります。
なお、この辺の1戸当たりの農家の面積は、水田農家が約20haで野菜農家が約50haです。
本題の畑の後片付けです。
トマトの撤去
ビフォー
アフター
皆さんも同じ悩みがあると思いますが、その時収穫する青いトマトの処理です。
ネットで調べると青いトマトの利用方法としては、勿論赤くなるまで置いておくのがありますが、ジャム、ピクルス(漬物)、フライ、サラダなどがあるそうです。(赤くするのは光合成より積算温度です)
ただし、青いトマトを大量に食べると「トマチン」という毒性があるので注意する必要があります。
アスパラガスの撤去
ビフォー(茎を切っている時)
アフター
アフターではきちんと片付いていないように見えますが、種のついたアスパラガスの枝を下のように土の上に置いて来年発芽するようにしています。出てきた苗は、近所に配布予定です。
ブドウの剪定
ビフォー
アフター
剪定した後、番線に吊るしてあるブドウの紐をほどいて土の上に置きます。理由は番線に吊るしたままだと、雪の重さで番線が切れたり引っ張られて支柱が倒れたりするのと、雪を被らせて寒さ対策(雪が布団の役目)するためです。
それ以外に白菜、キャベツの収穫、イチゴの枯葉とり、ラズベリーやブラックベリーの剪定、果樹へのお礼肥などがあります。
毎年この地域の最低温度を計測している人からの情報だとここの冬期間の最低温度は-28度から-30度くらいだそうです。(山の中腹なので低地より低いです)
ですから冬囲いなどそれなりの対応をしていなければしなければなりませんが、一番は高圧洗浄機などの自宅への持ち帰りです。-30度になると機械の中に溜まっていた水分が凍結することによってブラスチックが割れてしまうからです。(以前ケルヒャー1台をダメにしました)
どちらにしてもこれから本格的な寒さになるので早急に後片付けしなければなりません。