
もう終わったことなので書こうと思います。
今回のベジタブルマラソン
「ハーフマラソンに出場する」と決めてから
こんなに悩むなんて今まで無かった

3月15日に参加したグルメランで左膝を痛め
「1週間くらいで回復するだろう」と思っていたが
一向に良くならないままランニング練習開始

この時も「まぁ、走りながら何とかなるだろう」と。
…甘かった。
以前のブログに書きましたが(4/25)
上半身と下半身のカラダ動きがバラバラ
それを強引に直そうと、余計に膝に負担をかける始末
膝の痛みが軽減しないから薬を服用、
瞬間的に痛みが無くなるから、また走る
走ればカラダの動きが悪い…痛み…苛立ち…ストレス…

大会まで1ヶ月を切って、それでもカラダは変わらない
「本当に当日走れるのか?」
不安だらけの毎日、ペースを上げずにランニング
少しでもペースアップすれば違和感

朝、目覚めて脚を地面に付けたとき
「今日も左膝の痛みが変わらない」
「腹立つ~このカラダ」
そんな日が毎日続いた…

レース3週間前、
「どうなっても良いから20km走を1本やる」
そう心に決めて越谷レイクタウンでの20km走
「これが無理なら辞退しよう」と。
カラダの使い方さえ正しければ膝に痛みはない
筋肉の張りはあるけど何とかなりそうな予感。
気持ち的な問題だったのか
左膝の痛みが軽減し始め徐々にペースアップした矢先
今度は右肩から首にかけての痛み…原因不明
いつもの姿勢で走ることが出来ない
痛いから、首を前に出すような走りに…
「いったい俺のカラダはどうなってるの?!」
次から次へと痛い箇所が増えて
考えれば考えるほど何をすれば良いのか分からない
考えすぎて寝不足…それがまたストレス

苛立ってドカ食い…それもまたストレス

レースまで1週間ちょと。
不安、弱気、マイナス思考…どん底。
レースまで残り3日。
最後の練習で開き直れた
「そうだ楽しくだよ」ともう一人の自分が言う
忘れていた…“楽しんで走る”って根本的なところを
自分は、オリンピックに出る訳でもない
優勝しなければならない人間でもない
単なる市民ランナー
「何をこんなに力んでいたんだろうか…」
でも、出るからにはベストな状態に仕上げる
それだけは絶対に…。
それでも、前日になっても肩から首の張りは取れない
ロキソニンを飲んでも変わらない
正直言って精神的に参っていました

「楽しむって言ってもこんなカラダじゃ…」
前日の夜11:00、近所のスーパー銭湯へ
硬くなった筋肉にジェットバスと電気風呂
「これでもか、これでもか」
カラダだけじゃなく
絡まった精神面をほぐす為にジェットを当て続けた…
「少しでも良いから楽になってくれ」
露天風呂の雲間から見えた月がメチャメチャ綺麗だった

そして当日の朝、
奇跡的に首や肩の痛みも軽減している
膝は姿勢に気をつければ何とかなる
膝ばかりを気にしていて忘れていたけど
土台でもある足裏のアーチにテーピング
膝、肩にもテーピング
やることやってダメならしょうがない…。
レース開始前
みんなと話をしていて、和めた

独りだったら心が折れていた。
みんなへアドバイスすることで
結局は自分自身を鼓舞することになった。
今回、久しぶりの個人レースに出ることになり
ここまで辛くなるとは正直思わなかった、身も心も。
でも、自分自身と向き合えて
「まだまだ奥底に弱っちー自分がいたんだな」と思えた。
走りながら追い詰められて、また考える
何かがあった時どう対処すべきか?
ランニングって自分と向き合える、そんな時間
“速く走る”じゃなく“強く走る”
それを感じることが出来た2ヶ月でした



