こんにちは、秀花です晴れ

 

「イギリスで解雇されたことがある」の続きです。

「解雇予告」はこちら

「解雇理由」はこちら

 

解雇予告を受け正直多少腹が立ったものの、どうしようもないので職探しを早速始めました。

2月初旬に解雇予告され3月10日(だったと思います)まではお仕事。

それ以降は、退職日の4月10日まで職探しに専念してくださいと会社から告げられました。

 

また、2か月間の間にHRの人、上司そして私と3人で3回ミーティングを行いました。

ミーティングの内容が全て記録され、私達の言ったことが後日ドキュメントで纏めて送られてきました。

 

内容はざっくり言いますと。

1回目のミーテングでは解雇理由について。

「人件費削減」は十分に分かったから、もうリピートしないでくれっ!

 

何か質問はあるか?

いっぱいありますよ、そりゃ。

もう使えない有給のこととか、退職金のこととか、etc。

貰えるものはキチンと貰わないとですし。

 

職探しはどのような具合ですか?

難渋してますよ。

素晴らしいキャリアがあるわけじゃく、こんな片田舎で50のおばさんが職探しって、えぇ現実は厳しいですよっ。

 

履歴書見てあげますから、いつでも送ってください。

はい、お言葉に甘えて私の履歴書を見てもらいアドバイスをいただきました。

 

2回目、3回目のミーティングでは同じような内容を繰り返しているだけでしたね。

正直、3回目のミーティングでは言うこともないので断ろうかと思ったほどです。

 

解雇された社員は、雇用主と協議できる権利がありまして、何故解雇なんだ?解雇を避けることが出来ないのか?とかミーティングで主張できるんですよ。

こういった関係で会社としては「形」だけのミーティングを行いまして、まあ主張しても解雇には変わりませんが。

 

さて、職探しですが、この会社が結構大きな会社でして、社内及び関連会社の求人は沢山あったのですが、日本語を扱う職種はあっても全てロンドンですし、IT関連とか山ほどありましたが絶対無理ですし、出来そうと思った仕事は遠方で通ませんし、しかも日本語を使わないお仕事は英語っていう部分でネイティブなイギリス人には到底勝てないと躊躇してしまって。。。

 

履歴書を送ってみても面接にすら 辿り着けない状況が続いた中、最後に申し込んだ1件がようやく面接まで行くことが出来ましたが、はい、思った通り落ちました。

 

その後、HR の人に「今パッカー探しているんだけど、やる?」と言われました。

パッカーは工場での梱包のお仕事です。

実は私はずっと前にスパイス系の工場でパッカーをしたことがありまして、結構な肉体労働で私的にはきっついお仕事だったのです。

で、1っか月で辞めたという根性無しなんです。

パッカーの仕事はきつい、また、お給料が下がってしまうという難点からお断りしました。

 

社外の求人も見ていましたが、中々自分の条件に合うものが見つからず、徐々に退職日が近づいてきまして、「退職金貰ってやめよう」と決めました。

そして、退職日の10日位前にまた会社より書類が送られてきました。

 

それは退職金受け取りに関する書類で、弁護士のサインが必要とのことでした。

提出期日は1週間後!

 

「ええええええ!!!」ってなりまして、1週間後ってちょっと短くないですか?

最後の最後になって一番大事な退職金貰う手続きの期限が1週間って。

そんなに期限短くするなんてよっぽど退職金払いたくないのかな?と疑ってしまいましたが、退職金を貰うことだけに専念しまして、近くの弁護士に電話そして書類持参で事務所に行ってサインしてもらいました。

 

間違いがないか再確認し会社へメールで送りましたが、「無事に書類を受け取りました。どうもありがとう。」という返信が全くなく、ちゃんと届いているかどうか非常に不安な気持ちになり連絡したら、「あー届いてますよ」って。

 

なんだそれっ、大事な書類を受け取ったら返信するのが社会人として常識じゃないかぁ!とちょっと煮えくり返りましたが、ここはイギリス仕方ないなと。

 

退職金に関する書類に中に「退職金あげるから解雇になったことについて文句言うな!」と言う内容がしっかりと記載されておりまして、結局は金で解決となりました。

 

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