AKB48G☆マジすか学園☆乃木坂46☆欅坂46☆櫻坂46☆日向坂46☆好きな 「かつブログ☆」 -71ページ目

マジすか学園5☆ヤンキーマシンガン☆






































http://youtu.be/jUZFoMzRtPs


ヤンキーは~♪

いつだ~ってマシンガン♪(*´Δ`*)

マジすか学園GX☆#1ー7☆



「お前…、いったい、何者(なにもん)なんや?」


ディーヴァの隊員のひとりが、大声で笑い出したり、妙な独り言をもらす異様な少女に、声をかける。

マジ女の生徒でもない、関西のヤンキーでもない、ましてや、ディーヴァの隊員でもない、見たこともないセーラー服を着た髪の短い少女に─。すると。


「大阪まで、来た甲斐が、ありました。まさに、『立直(リーチ)一発ツモ』って感じですね」


このタイミングで、ディーヴァ解散とは。僥倖この上ない。とでも、言わんばかりに。前田敦子やマジ女の生徒たちのちからにより、自らをディーヴァ(神)と名乗っていた組織は、消え失せた。


「話、聞いとるんか?」


「おお…、人間は、神の失敗作に過ぎないのか─。それとも、神が、人間の失敗作なのか─」


「もしかしたら、ヤバい奴やったんか…?」


「さらに、わたしの尊敬するニーチェ先輩は、こうも、仰りました。

『人生を危険にさらせ』─と」


「ホンマに、さっきから、何が、言いたいんや!」


「つまり─、ディーヴァ崩壊の後、混乱した大阪、いや、関西は、わたしが、まとめてみせるということです。この─わたし、『須藤リリカ』が」


「笑わせんなや!お前みたいな変なヤツに、そんなこと出来るわけないやろ!」


凄みをきかせるディーヴァの隊員に対して、
おっとりとした表情は、少しも、くずすことはなく、須藤リリカは、やわらかく微笑む。


「それでは、手始めに─」


深淵を覗き込むとき、深淵もまた、こちらの方に、目を向けているという。


「──まず、あなたから、潰してみましょうか?」






一方

東京では。




地下室──



「まぐれで、かわせたからといって、浮かれるなよ」


ツインテールの悪魔は、怒りを内に秘めたまま、笑う。薄く。



「ジュリナ!気をつけろ!そいつの拳は、直前で─、曲がる!」


ネズミの言うとおり、市川ミオリの悪魔のような拳は、避けたつもりでいても、必ず、顔面を捉える。それは、相手がよけたと思った瞬間、軌道を変えることの出来る、そう、まるでホーミング(自動追尾)ミサイルのように、悪魔の拳は、決して、狙いを外すことはないのだった。

それでも─。

「わかってる!」


ジュリナが、強くうなずく。

“てっぺん”になるために。

“てっぺん”を超えるために。

この少女は、いままでも、常に、大声で、叫んでいた。夢を─。
大声で、叫べば、叫び続ければ、いつか、叶う─と。

ジュリナの右拳が、市川ミオリの顔面を再び、捉える。

「こんな拳で、矢場久根が、堕とせると思うか!何が、“てっぺん”を超える、だ!矢場久根を、なめるな!」

同時に、
ミオリの拳が、ジュリナの腹部に、突き刺さっていた。前のめりに、折れ曲がるジュリナの身体。苦痛に歪む表情。全身に響き渡る黒い衝撃。悪魔の拳。
繰り返される、腹部への苦痛の嵐。

市川ミオリの拳が、いつもの、相手の顔面のみを狙う攻撃から、腹部へと、狙いを変えた。

これは、少なからず、ジュリナを脅威だと感じたからに、他ならないのだが、逆に、こうとも言える。

遊びは、終わり、なのだと。

市川ミオリの底知れない驚異が、全身をまとう瘴気にあらわれる。普通なら、気圧されてしまいそうになる圧力にも、ジュリナは、立ち向かう。恐れ知らずの強気な少女は。


「距離をとれ!ジュリナ!一旦、市川の間合いから離れるんだ!」

ネズミの声が、聞こえているのか、いないのか、ジュリナは、さらに、前へ、踏み込む。

逃げたら、負けだ。逃げたら、負ける。それに─

“てっぺん”だったら、絶対に、逃げない、と。


薄暗い地下室に、お互いの拳を叩きつける音とジュリナの荒い息づかいだけが、響く。


ダメージの蓄積された身体を支えながら、ネズミは思う。

(互角…、いや、まだ、市川のほうには、余裕があるか…、このままだと─)


市川の頭突きが、ジュリナの顔面に激しく、きまった。

しかし、踏みとどまるジュリナ。

引かない。引けない。


そのとき─

地下室の入り口に、あらわれたのは─


(くそッ!こんなときに…、最悪の展開ってやつッス…)

ネズミが、舌打ちする。

─矢場久根商業の灰色の制服に長い黒髪の少女。

この状況にそぐわない
緊張感のない声が、その入り口の少女から、とんだ。


「あー!総長、ズル~い!マジ女は、最後(あした)だって、言ってたのにぃ!それに、ジュリナは、わたしの『獲物』なんだからぁ!」

その少女の名は、
矢場久根死天王─江口アイミ。
普段は温和な彼女は、ときに、
死天王最強にして、感情を一切持たない殺戮マシーンへと変貌する。また、
凄絶な美しさを誇る絶世の美少女でもあった。
通称─Ω(オメガ)。


全員の動きが、止まる。


「邪魔を─、するなよ」

鋭い視線を向ける
市川ミオリの言葉を無視し、オメガは、瞬時に、戦闘体制へと移行する。

瞳が、表情が、動きが、感情を持たない殺戮マシーンへと、変貌していく。口調さえも、機械的なまでに、一変する。

「目標捕捉…、排除する!」


直後。

オメガは
すべるように動き出すと、一瞬で、ジュリナの眼前に迫った。


無口なライオン☆in 乃木坂46☆



さびれた砂浜に、打ち捨てられたキャンピングカーの残骸。

その場所は、小学生の頃の西野七瀬、若月佑美、二人にとって、とても、大切な想い出の“秘密基地”であった。





海岸線を、寂しそうな眼差しで、見つめる七瀬に、“秘密基地”の
内側から、扉を開け、佑美が、声をかける。

『七瀬!七瀬!』

元気よく、手招きし、七瀬を、呼び込んだ佑美。
二人は、仲良く、並んでソファに座る。
ランドセルを担いだままの七瀬に、佑美は、秘密を打ち明けるように言った。

『ここだけはね、時間が止まってるの』

その言葉に、七瀬は、古めかしい室内を見渡し、

『ホント?』

と尋ねた。








『ウソ!』

と、佑美が、明るく応える。


『ふふふ…』

『ははは…』


二人の明るい笑い声は、室内に、響き渡っていた。いつまでも─。



そして、現在─
教室には、七瀬と佑美を含めた数人の少女たちが談笑していた。
少女の頃の面影を残した佑美が、耳をかき上げる。





「あー、来週から夏休みかー」


「そうだねー、なんか予定ある?」
生駒里奈が、みんなに、訊いたが、とくに、皆、予定はないようだった。佑美の前の席の桜井玲香が、頬杖をつきながら、言う。
「まあ、10年か、20年経ったら、いまのこの瞬間なんて、絶対に覚えてないよね」
その言葉に、教室の隅にいた七瀬が、単語帳をめくる手を止める。






─よっぽど、大きい出来事じゃない限り、忘れちゃうよね─

クラスメイトの言葉が、七瀬の胸に突き刺さる。

その様子を見て、
佑美は、振り返り、尋ねる。






「七瀬は、夏休み、何かする?」
その問いに、軽く首を振るだけの七瀬だった。

「ねえ、佑美って、西野さんと仲よかったっけ?」

玲香は、気になる素振りで、佑美を見る。

佑美は、

「うん」と、歯切れの悪い返事をした。


心に
気に掛かるものを抱えながら、
七瀬は単語帳に目を落とす。そこには、






『罪』という文字が─。



つづく。








無口なライオン~♪何をおもってるの~♪

遠く見つめながら~♪