
「うぬぼれ犬 毛玉堂お江戸けもの医」
泉ゆたか 講談社文庫
凌雲とお美津夫婦で営む動物専門の養生所「毛玉堂」
毛玉堂で一緒に暮らす、控えめな犬「黒太郎」に呆けの症状が出てくる
足腰も弱り目もよく見えない様になってきた
排泄もなかなか出来なくなり一晩中鳴く夜もあり、お美津と凌雲は囲いを作ってその中に黒太郎を入れて介護をしている
排泄もなかなか出来なくなり一晩中鳴く夜もあり、お美津と凌雲は囲いを作ってその中に黒太郎を入れて介護をしている
現代にも通ずるペットの飼い方などについての注意喚起のような事がベースになっている内容
黒太郎の介護、猿回しの猿と猿使いとの関係についての話は美談にせずリアリティのある内容
第2弾「玉の輿猫」は発売を見落とし未読
第1弾で勝ち気で魅力的なキャラクターのお仙は嫁いだのね
女性のけもの医「鈴蘭」が登場
違う作家が書けば、凌雲の気持ちはそちらに流れ…となるのだろうが
このシリーズはその手の展開にはならない
とてもとても真面目😆