「公家武者 松平信平」シリーズ10巻〜15巻 | pyonpyon ブログ

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松任谷由実。



「公家武者 松平信平」シリーズ 
佐々木裕一 二見書房

シリーズ既刊本、これで全て読み終わりました

 1巻から15巻まで二見書房でしたが
来月刊行の16巻からは講談社に(今までの作品も加筆されて講談社より発売されているそうです) 

 以前投稿した前半の1巻〜9巻は 、徳川家光の正室、鷹司孝子の弟(庶子)信平が仏門に入るのを嫌い姉を頼って江戸へ、五十石の貧乏旗本暮らしを始めた信平は、目付けとして付けられた善右衛門とお初という忍びとともに暮らし、江戸の治安を守るため活躍 

 後半の10巻〜15巻では、紀州徳川家の松姫とも正式な夫婦として暮らし始め子宝にも恵まれ幸せな日々もあるが、正義の人、信平殿は毎回命の危険にさらされてしまう(まあ、強いから心配はないのだけど回を重ねる毎に敵も強くなって来ている) 
各巻で登場した人物が信平の人柄に惚れ込んで後に家臣となり信平を支える「チーム信平」は盤石の体制になりつつある←皆、それぞれが頼りになるのよ〜 

 領地も与えられるが、そこでも一悶着あったり、京都で暗躍する悪の集団を捕まえるため、京都所司代を助けるため京へ向うが命を狙われ、怪しい薬で操られてしまう信平 

 各巻で新しい事件が起こり一応決着するのだが、中には完結せずに逃げ遂せる悪者もいて、後に再び登場したり、と次巻が待ち遠しくなる展開 

 16巻を早く読みたい

家臣が「このお方を…」みたいに言うところが水戸黄門っぽいのが気になるところだが(笑)