「古道具屋皆塵堂 蔵盗み」輪渡颯介 読了 | pyonpyon ブログ

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「古道具屋皆塵堂 蔵盗み」輪渡颯介 講談社

「古道具屋皆塵堂シリーズ」3巻です

小物屋の手代、益治郎が見に覚えのない盗みの罪を着せられて店を追い出された
恨みを持って店の近くをうろつき若旦那に見つかり追い詰められたところを助けてくれた男は盗人だった
益治郎に濡れ衣を着せた店へ代わりに恨みを晴らしてやると言われる
その代わりに益治郎に皆塵堂へ奉公人として入り込み蔵の中身を調べ盗みの手引きを交換条件に皆塵堂へ入り込むが…
今回も、終わり方が前向きでいい

霊の描写は今回も怖い、箪笥の上に座っていた男の子とか曰く付きの家で血だらけで這いずり回る女とか
一番怖いのは居酒屋の小上がりの梁からぶら下がっている首吊り男
なぜかそこの小上がりは空席になっているから座れるんだと
見えないひとには何にもないけど見える人にとっては眼の前に足がぶら下がってきている状態で飲み食いすることに🤣🤣

だいたいが死んだ時の酷い状態で動き回るから見た目も怖いのよ

また、それを「へ?まだそんなに派手に動いてたか?」みたいな言い方で片付ける伊平次🤣

毎回1人ずつ仲間が増えていく
前作の主人公も皆さん顔を出すのでこの先どれだけ増えるのか?😁