「ただ、一緒に生きている」坂本美雨エッセイ 読了 | pyonpyon ブログ

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「ただ、一緒に生きている」
坂本美雨   光文社

坂本美雨さんが東京新聞で2016年から連載している子育てエッセイ

私は東京FMで午前11時から放送している坂本美雨の「Dear Friends 」をよく聴いており、あのふんわりした声に癒されている

その番組でこのエッセイのことを知ったんだったか?😅
お子さんがいることは知っていたけど年齢までは知らず

今回、このエッセイを読んで
もう、「なまこちゃん(愛称)」が可愛くて💕

子育て本というより、なまこちゃんが赤ちゃんから少しずつ精神的に成長していく様を美雨さんとの関わりを交えた楽しいエピソードとして短い文章で書かれています

なまこちゃんの、ちょっとツンとした顔が好き




少しハスキーボイスなのも好き

ママを静かに支えているところとか
「何か、役に立ちたい」と考えているところも可愛くて好き



美雨さんのイラストも可愛い

私が好きな話は
海外旅行で公園にバッグを忘れてしまった話
そのバッグがいかになまこちゃんにとって大事な物なのか、という美雨さんの説明もいいのよ

それと、歯医者さんの🎈風船の話
なまこちゃんの気遣いとそのあとのどう好きだったか、の色合いについての説明

感性が凄いわ!と驚いた

子育てエッセイとは別に、後半に美雨さんが小さかった頃の坂本家(坂本龍一、矢野顕子夫妻)の話も興味深く読みました

躾に厳しかったようで、テレビの時間やお菓子などかなり厳しく躾られた、と
でも、優しい2人の(タイプの違う)シッターさんがいて、
両親がそれぞれツアーなどで留守になる時に1人のシッターさんのお宅に泊まりで預けられ、そこではデレデレとお家のお父さんに甘えんテレビも見放題、お菓子も食べ放題に甘えていたという話や小1の美雨と小6の兄との嵐のような喧嘩の日々だった1年間の話も印象的