
「すみれ屋敷の罪人」降田 天
宝島社
初めて読む作家です。
Instagramをフォローしている方が紹介していたのを見て気になって読んでみたら、🎯当たりでした!
戦後から長い間、放置されていた旧家の屋敷の敷地から白骨遺体が発見されたことから掘り起こされる、戦前の名家、紫峰家のすみれ屋敷と呼ばれた旧紫峰邸で起こった悲しい事件。
思いやりの深い当主の太一郎、美しい三人の娘達、葵、桜、茜。家族にお仕えする使用人達。
金田一耕介が登場しそうな時代背景、日本版ダンウトンアビー?のような人間模様
色んな要素を上手く取り込んだ推理小説
過去と現在を混在しないよう上手に分けて書かれているので、話がこんがらがることもなく迎える大団円(横溝正史作品によーく使われる😁)
作者の他の作品も読んでみようかしら🤗