戦争関連のドキュメンタリー番組 | pyonpyon ブログ

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松任谷由実。

終戦記念日前後に放送されるドキュメンタリー(主にNHKだが)は必ず見ている
今年もいくつか放送された番組を録画した

13日に放送された「731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験」
再放送は今夜だった

これは中国で行われた人体実験になぜエリート医学者達が参加したのか?またなぜ京都大学からの参加が多かったのか?などを解明。
ソ連での軍事裁判で裁かれた学者が日本には年老いた母と妻と二人の子供がいることを話し、人体実験を行った事を悔やんでいる証言が印象的。
彼は刑期を終え出所後日本へ帰国する直前に自死。
他のかなりの人数の学者達は終戦前に特別列車で中国を経ち帰国。GHQへの実験のデータ情報の提供と引き換えに免罪され、それぞれの母校で教授職についている。命令に近い状態で中国へ送られた学者は決まった当初は嫌がっていたが、凍傷の人体実験などに関わり帰国した後は、人体実験に携わった事を封印し母校の教授職につき生涯を終えている。

「回天 時を超える肉声」これはテレ朝が放送した山口放送制作のドキュメンタリー
慶応大学水球部の伝説の選手が20歳で学徒兵として出陣し回天に搭乗し消息不明
作戦遂行日時が命日となっている
その、学生が出撃が決定した後に帰宅しその際に家族への惜別の言葉と出撃する気持ちをレコードに録音した肉声があったことを当時は知らなかった一回り年下の弟が、実母が亡くなったあとに遺品から発見。
前半はこの先も家族と楽しく暮らしていきたいと話すが後半は一死に報いると覚悟を決めたような内容になっている。
出撃しないままに終戦を迎えた回天の搭乗員(92歳)の方がしっかりとした口調で、こんな時でも体制批判は出来ないのだ、批判したかったはずだ、と。「後半の言葉は自分を自分で説得している」


どちらの話も遠い過去の話と片付けてはいけないものだと痛感

NHKスペシャル「戦慄の記録インパール」は録画
今週中には見る予定

これについては
先日、俳優の六角精児さんのお父様がTwitterをやっているとTBS「Aスタジオ」に六角精児さんが出演した際に知り、直ぐにフォローさせて頂いた経緯で
このお父様がこの「戦慄の記録インパール」についても(他の戦時中の事などもツイートしている)感想を書かれています
当時のことを知る人の感想として興味深いです


Twitter「やまじ ゆういちろうの遺言」

普段は、戦争以外の色んな事をツイートされていらして、読んでいて楽しいです