海外の大学入試 | 高校から大学受験までの備忘録

高校から大学受験までの備忘録

2020年中高一貫校入学しました。

あっという間にあと200日。どうなることやら

知人の結婚式でカナダに行ってきました。



お子様はカナダトップのブリティッシュコロンビア大学を卒業されています。



パーティーで久しぶりにお会いし、いろいろ話している中で、大学入試の話になりました。



2人の息子さんは、文学部と医学部を出ましたが、文学部の方は大学院からメディカルの方に進まれ、医師ではないですが病院で働いています。



文学部から医学部に?と思って、学部によって大学入試の科目が異なる日本の入試を説明したところ、非常に驚かれました。



カナダでは、4年間リベラル・アーツを学び、その上で大学院で専門を決めるとのこと。だから、文学部の彼は、修士で文学部を出て、ケンブリッジで医学博士を取ったらしい。



医学部の息子さんも、大学院で医学に進んで医師になったみたいです。



ということは、カナダの大学入試は、どんな科目の試験なんだろう…



と思って聞いてみたら…



「カナダは、学校の内申書(成績やボランティア等を記載したもの)と面接くらいで、試験はないよ」と言われました。唯一あっても、知能テストみたいなものらしい。



だから、受験勉強という具体的なものはなく、学校でちゃんとしてれば大学に行けるとのこと。



話を聞けば聞くほど、AO入試とダブります。一回のペーパーテストでは候補者の能力は判斷できないということなんでしょうね。



その代わり、入ってからしっかり勉強をして、専門性を研き社会に出ていきます。



AO入試って一発マグレは起こらない分、適正のある生徒を選抜できるのかもしれません。