四人組 GR 28mm
記念すべき?601回目の記事は、今年2017年4月にデビューしたアメリカのバンド、Greta Van Fleet(グレタ・ヴァン・フリート)のことを書きたい!先ずは一曲。
ZEPっぽい、というか、とうとうこういうバンドが現れたか!という気分。ヴォーカルはロバート・プラントほどの太さ、色っぽさはないけどもプラントらしさを感じるし、リフとか、もろもろ全体の音がおっさんの心を鷲掴みにする。
UNIVERSAL MUSIC JAPANの彼らのサイト(こちら)をみると、メンバーは、
ジョシュ・キスカ Josh Kiszka (vocals) 21歳
ジェイク・キスカ Jake Kiszka (guitars) 21歳
サム・キスカ Sam Kiszka (bass) 18歳
ダニー・ワグナー Danny Wagner (drums) 18歳
の4人。若い!アメリカではライブが軒並みソールドアウトらしい。僕も大好きなThe Strutsのサポートアクトもやったよう。ZEPが1969年にデビューして48年、1980年に解散して37年。現在、ジミー・ペイジは73歳、ロバート・プラントは68歳、ジョン・ポール・ジョーンズは71歳。祖父と孫のような感じ。
2000年以降特に2000年後半ぐらいから、60-70年代の音を意識したというか、その影響を前面に出したバンドが目立つようになってきたと思う。大きくはその流れの中で出てきた。それは、隔世遺伝的なものなんだろうなぁと思う。rockin'on.comのこの記事(こちら)を見ると、本当に幼い頃から、60年代70年代のロックを体験した親を通して、音楽に親しみ、演ってきて、伝えられたもの=彼らの音、なんだと思う。これがイギリスではなくアメリカなのも面白い。
彼らのEP『Black Smoke Rising』は4曲入りで、冒頭の"Highway Tune"の他に、"Safari Song"、"Flower Power"、"Black Smoke Rising"という曲が収められている。その中でも、Key.がフューチュアされた"Flower Power"もいい。
本当にZEPっぽい。ZEPっぽいからいいというより、今、現在リアルに生み出されたこういう音楽を聴けるのが嬉しい。Key.をベースのサムが引いているのもいいなぁ。
EPのタイトル曲"Black Smoke Rising"は、すんごく可能性を感じる。オリジナリティあふれていると思う。
Black Smoke Rising/Greta Van Fleet
それにしても、このEPのジャケット(こちら)、ロニー・ジェイムズ・ディオがいた頃のRainbowか!と思ってしまった。
ぜひ、来日公演してほしい!