来年は「中小企業のキャリア支援」をさらに加速させます

こんにちは。
今年もいよいよ残りわずかとなりましたね。

本日で行政書士と社会保険労務士としての今年の業務は一区切りとなり、明日から少しお休みをいただいて旅行に行ってきます。

昔は年末年始もなかなか休めない年が多かったのですが、最近は少しずつ働き方を見直し、こうして自分の時間を確保できるようになってきました。

来週は事務所の整理もしながら、ゆっくりと今年を振り返りたいと思っています。

今年は、これまで以上に「中小企業で働く従業員のキャリア支援」に関わる一年でした。
３月までは資格学校のリスキリング講座で、多くの受講生のキャリア相談に携わりました。

新しいスキルを身につけながら、自分の未来を真剣に考える姿に触れ、改めて人が前に進む力をサポートする仕事の大切さを感じました。

そしてもう一つ印象的だったのは、「経営者の相談」が増えた一年だったということです。
中小企業の経営者は、組織の責任を一身に背負いながら、人にもなかなか弱音を吐けず、孤独を感じている方が少なくありません。
人材育成、離職対策、組織づくり、従業員のキャリア支援…
頭では「やらなければ」と分かっていても、日々の業務に追われ、なかなか手をつけられない現実もあります。

だからこそ、来年は 「従業員だけでなく、経営者にも伴走するキャリア支援」 をより積極的に行っていきたいと考えています。
中小企業のキャリア支援は、従業員だけを支えてもうまく機能しません。
経営者の想いと、従業員の想い。
その両方を大切につなぐ存在でありたいと思っています。

また、私自身の活動状況や中小企業のキャリア支援に関する情報を、より多くの方に知っていただけるよう、定期的に発信できる場も作っていきます。
さらに、「本気で中小企業のキャリア支援に関わりたい方」 に向けた勉強会や情報共有の機会も、来年は定期的に開催していく予定です。

開業して13年が経ち、来年で14年目に入ります。
ここまで続けてこられたのは、支えてくださった皆さまのおかげです。
来年も、一つひとつのご縁と現場を大切にしながら、より良いサポートができるよう努めてまいります。

今年も本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
そして来年もよろしくお願い致します。

合同会社キャリアアビリティ

https://career-abi.jimdofree.com/

年内の中小企業のキャリア支援の仕事が終了しました

みなさん、こんにちは。
今年も残すところあとわずかとなりましたね。
2025年も本当にさまざまな出来事があり、振り返ってみるとあっという間の1年だったように感じます。経済環境の変化や働き方の多様化が進む中、私自身もキャリアコンサルタントとして、多くの気づきを得た年でした。

さて、私の主な活動である中小企業の従業員に対するキャリアコンサルティングの仕事は、2日前に無事終了しました。
今年も複数の法人でキャリア支援を実施させていただき、さまざまな企業規模や業種の従業員の方々とお話しする機会に恵まれました。各企業ごとに課題やニーズが異なり、それに応じた支援を心がけてきましたが、毎回、従業員の方々の本音に触れることができ、私自身も大きな学びを得ています。

特に印象的だったのは、今年新たに挑戦した1週間の単発カウンセリング業務です。普段とは異なる新分野での支援で、事前の準備から実際の面談まで、かなり緊張しました。この経験を通じて、短期集中型の支援でも、適切なアプローチ次第で深い気づきを提供できることを実感し、今後の活動に活かしていきたいと思います。一方で、中小企業におけるキャリア支援の現状を改めて考えさせられる1年でもありました。

多くの企業で、「お金を払ってまでキャリア支援を受ける」という発想自体がまだ根付いていないのが現実です。予算の制約や即時的な成果を求める傾向が強く、無料の公的支援や業界団体のサービスなら活用するものの、有料の専門的なコンサルティングにはハードルを感じる経営者さんが少なくありません。このため、キャリアコンサルタントの仕事がなかなか増えにくい状況が続いています。しかし、私はキャリアコンサルタントとして、中小企業にこそ大きな価値を提供できると信じています。

大企業では社内人事や専門部署がキャリア支援を担うケースが増えていますが、中小企業ではそうしたリソースが限られていることが多いです。そこで外部の専門家が介入することで、従業員一人ひとりの強みや価値観を引き出し、モチベーション向上や生産性アップにつなげることが可能です。また、近年注目されている「人的資本経営」の観点からも、従業員のキャリア形成支援は企業価値の向上に直結します。離職防止や人材定着、さらには組織全体の活性化という点で、投資対効果が高い支援だと考えています。実際のニーズとして、新入社員の定着支援や管理職の人材育成が挙げられます。

新入社員の方々からは「会社での自分の役割がわからない」「長く続けられるか不安」といった声が多く、管理職の方々からは「部下の指導が難しい」「自身のキャリアの行き詰まりを感じる」といった相談が増えています。特に最近は、管理職層のメンタルヘルスに関する相談が目立つようになりました。業務負担の増加や人間関係の複雑化、ハラスメント対応のプレッシャーなど、管理職が抱えるストレスは深刻で、そこをサポートすることでチーム全体のパフォーマンスが向上するケースをいくつも見てきました。そして、私が今後さらに力を入れたいと思っているのが、経営者の方々のサポートです。

中小企業では、経営者自身が相談する相手が意外と少ないのが現実です。事業の悩み、後継者問題、従業員とのコミュニケーションなど、一人で抱え込んでいる方が多くいらっしゃいます。キャリアコンサルタントとして、経営者の方の「ありたい姿」を一緒に考えるお手伝いができれば、企業全体の方向性もより明確になり、従業員のキャリア支援にも好影響を与えられるのではないかと考えています。来年も、このような活動を通じて、少しでも多くの中小企業と従業員の方々の力になれれば幸いです。

何か相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。

合同会社キャリアアビリティ

https://career-abi.jimdofree.com/

昨日は、キャリアコンサルティングの打ち上げで、デリスでいちごタルトを食べました。

いちごおいしかったです。

個人の方のキャリア相談

こんにちは。
今日は朝から事務作業を進めながら、自分のキャリア支援の仕事について改めて考える時間がありました。

私は日頃、法人で働く従業員の方々を対象に、人材育成やキャリア形成のサポートを行っています。

企業の中で働く人材の成長は、組織の発展と密接に関わっているため、支援する際には「従業員のキャリア」と同時に「経営側の意図」や「組織の方向性」も考慮する必要があります。

これは法人領域ならではの面白さでもあり、難しさでもあります。

一方で、時々ご依頼をいただく「個人のキャリア相談」では、視点がまったく異なります。
個人の支援では、100％相談者ご本人に寄り添い、人生の選択や価値観と真っ直ぐ向き合うことができます。背景に組織の都合が存在しないため、その方が「どう生きたいか」「どんな働き方を望むか」に集中してサポートできるのが大きな魅力です。

個人の方からいただく相談内容は本当に幅広く、
・転職・キャリアチェンジ
・現在の職場での悩み
・独立・開業の相談
・資格取得やリスキリング（学び直し）
・今後の働き方の方向性の整理
など、多岐にわたります。

これまで私は、キャリアコンサルタントとしてさまざまな場面で多くの方々と向き合ってきました。
ハローワークでは求職者支援を、人材紹介では転職希望者の伴走を。
大学や専門学校では学生のキャリア相談に乗り、採用代行の現場では企業の採用面接官も務めてきました。
また、区役所など公共の場では、就労に困難を抱える方々の支援も携わってきました。

こうした経験を通じて感じるのは、「キャリアの悩みは、その人の人生そのものに深く結びついている」ということです。
だからこそ、一人ひとりの状況や想いを丁寧に受け止め、その人が納得して前へ進めるよう、課題を整理し、方向性を一緒に見つけていくことを大切にしています。

もし現在、働き方や将来に不安がある方、環境を変えたい方、何から始めればいいかわからない方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

一人で抱え込まず、誰かと話すことで見えてくる答えは意外と多いものです。

あなたのこれからのキャリアが、より豊かで前向きなものになるよう、誠実にサポートしていきます。

メッセージまたは以下のホームページからご連絡を下さい。

https://career-abi.jimdofree.com/

先日、数年ぶりに住吉大社に行きました。