東海道 | まのっちゃお! season3

まのっちゃお! season3

真野恵里菜&カントリー・ガールズ&神社巡りが大好きブログ

本当は、金谷宿で終わろうかと思ったんですけど、次の島田宿まで約5キロで、まだちょっと時間が早いし、2時間くらいで歩けるかな~と思って、予定変更で島田宿まで歩いて行きました

 

 

大井川鉄道の踏切を渡って真っすぐ進みます

 

 

すると、金谷宿川越し場跡があります

 

 

いよいよここから、大井川を越えて行きます

 

昔は、ここからこんな感じで↓

 

 

川越人足が、蓮台という梯子のような乗り物を担いだり、肩車をして、川を越えて行ったそうです

 

料金は、最も水位が浅い場合で、川越人足1人雇うのに約1440円だったそう

 

 

では、なぜ大井川には橋が架かってなかったのか?

 

いくつか説があるようで、「敵が西から攻めてこられないように橋を架けなかった」とか、「そもそもこれだけ長い橋を架ける技術がなかった」とか云われてるそうですけど、実際は、町が潤から…というのが理由らしい

 

「橋を架けてしまうと、簡単に川を渡れてしまうので、川越人足の稼ぎがなくなる」「雨で水位が上がり、川越えできないと、水位が下がるまで足止めされるので、金谷宿や島田宿の旅籠や町の中が人であふれ、お金を落としてくれる」というのが本当の理由みたいです

 

また、船を使うと、1人で大勢の旅人を運べるので、稼ぎが少なくなる…なので、船もなかったそうです

 

空が晴れても、雨が降っても、どっちにしろ町にお金を落としてくれる、いいシステム

 

実際は、長い橋を架ける技術はあったそうですけど、そりゃ、地元の人たちは、橋を架けるのを反対しちゃいますよね

 

 

昔は、ここから川になってたんですねー

 

 

ここを真っすぐ歩いて行くと、大井川に出た!

 

 

昔は、ここから川越人足を雇って渡ってたわけですけど、今はもちろん橋を渡ります

 

 

パッと見ただけでも、すげー長い橋ですねあせる

 

この大井川橋、なんと!

 

 

1028.4メートルもあるびっくり

 

1キロ以上もあるの?

 

これを見ると、昭和3年に竣工したみたい

 

100年以上も前にできた橋なんですね

 

さぁ、気合入れて渡るか~

 

 

と、橋を歩き始めたものの、橋が長すぎてゴールが見えない汗

 

で、約20分かけて、やっと橋を渡り切りましたー!

 

 

橋を渡るだけで、めっちゃ疲れるあせる

 

大井川が、昔の遠江(とおとうみ)と駿河(するが)の国境

 

ということで、遠江から駿河にやってきた!

 

ちなみに遠江とは、京に都があったころ、遠い国に江(浜名湖)があったので遠江

 

その反対に、京から近い場所に江(琵琶湖)があった場所が近江(現在の滋賀県)

 

※江とは、川や海、湖などを表す言葉

 

 

橋を渡って右に曲がり、しばらく歩きます

 

 

そして、このT字路から左に曲がります

 

 

すると、川越を体験できるフォトスポットがありました

 

 

「箱根八里は 馬でも超すが 越すに越されぬ 大井川」

 

 

雨が降って水位が上がれば、もちろん川越えできないし、川越えしようにも、川越人足には限りがあるので、川越人足より旅人が多ければ、これまた川越えできない

 

ということで、当時の宿場は旅人で渋滞してたらしく、越したいのに越せないので、この唄ができたんでしょうね

 

ちなみに、この前再放送してた「水戸黄門」が、ちょうど島田宿で、大井川を渡りたいのに、大雨で水位が上がり渡れず、島田宿に宿をとって2泊したら水位が下がり、やっと渡れるかと思ったら、高額な宿賃を取ってる旅籠の主人が悪代官と手を組み、川越え禁止令を解除させなくして、宿賃をたんまりとぼったくり、悪代官にワイロを渡すつもりだったのが、その行為に怒った黄門様が、悪代官と旅籠の主人をやっつけるというお話をやってました

 

 

ここからすぐの場所に、稲荷神社がありました

 

 

そして、昔の建物が並んでるところがあります

 



 

どこも、無料で見学できるみたい


ホントはじっくり見学していきたいんだけど、島田宿に着くのが遅くなりそうなので、先を急ぎますあせる

 

 

しばらく歩くと、大きい通りに合流

 

 

すると、大井神社(おおいじんじゃ)がありました

 

 

懐かしい~

 

昔の記事を見たら、前に来たのが2年前

 

もっと昔に来たような気がする…

 

 

そして、何も目印はないけど、この交差点から島田宿

 

 

島田宿は、江戸から数えて23番目の宿場

 

静岡県島田市にあります

 

 

道標がありましたけど、何が書いてあるのか、ほぼ見えず…

 

 

本陣跡は、なんかのビルになってました

 

 

…いま調べたら、この隣っぽいダウンダウン

 

石碑が建ってたみたいですけど、確認できなかったあせる

 

 

島田宿って、電柱も地中化されて、綺麗な街だな~と思ってたんですけど、

 

 

ずーっと東へ歩いて行くと、

 

 

昭和の商店街って感じの街並みになってた

 

 

島田宿の中に、一里塚があります

 

 

そして、升形跡とかいてあるので、島田宿はここで終了

 

 

ここに来る途中、島田宿の名物を買って帰ろうと思い、ネットで調べたら、「清水屋」の小饅頭というのが有名らしいので買ってみました

 

 

島田名物と書いてある

 

中には、文字通り小さな饅頭が10個だったかな?入っており、こしあんが入ってる、昔懐かしい感じの饅頭でした

 


これで、今回の旅は終了

 

今回歩いた歩数は、約45000歩でした