日坂宿が終わり、次は金谷宿
この十字路を真っすぐ行くんですけど、横断歩道がない上に、交通量もあり、このまま横断するのは危険なので、
右に30メートルほど先へ行くと、歩道橋があります
迂回してきて、この坂を上ります
日坂宿の川坂屋のボランティアの方が、「この先、スゴイ急な坂があるよ」と言ってまして、どんな坂かと上ってみると…超急な坂!
一番凄そうな場所で角度を測ってみると、
14.5度!
まぁ、数字じゃわからないかもですけど、かなりの急こう配です![]()
坂を上って、すぐに日乃坂神社(ひのさかじんじゃ)がありました
神社からの帰り道の画像
これを見ると、急こう配具合がわかるかと思います
急な坂な上に、結構距離がある![]()
そんな急な坂を上りきると、一面に茶畑が広がっていました![]()
しばらく歩くと、『夜泣石跡』と書かれた石碑があります
ここには、夜泣き石という石が置いてあった場所
ですが、現在は別の場所に移されています
ということで、別の日に行ってみました
コチラが夜泣き石
夜泣き石とは…
『その昔、久延寺に安産祈願にきた妊婦が中山峠を越える途中、山賊に襲われて殺されてしまいました。お腹の切り口から生まれた赤ん坊を助けるため、母の魂はかたわらの石にのり移って泣きました。泣き声に気づいたお寺のお坊さんに拾われた赤ん坊は、お乳の代わりに水飴を与えられ、大事に育てられました。そしてその子供は立派に成長し、母の仇を討ったと云われています。』【掛川市公式HPより】
階段の下に、小泉屋というお店がありまして、ここで話に出てくる子育て飴を買うことができます
…が、この日は早朝だったこともあり、開いてませんでした
けど、別の場所で子育て飴を買っていますので、詳しくは後程…
東海道を歩いてたら、日坂宿でも見かけた人を前方に発見![]()
あの方も島田宿まで行くんだとか
途中、白山神社(はくさんじんじゃ)や、
神明神社(しんめいじんじゃ)がありました
こうしてみると、結構高いとこまで登ってきましたねー
ずーっと茶畑
さすが、お茶所の静岡!
そして、佐夜鹿一里塚がありました
途中に、扇屋というお茶屋さんがあり、土日祝のみ開けてるそうです
ここで、子育て飴が買えました
買ったのは固形の飴ですけど、本当の子育て飴は水あめなんだそうです
まぁ、水あめより、固形の方が食べやすいかな~と思ってこっちにしました
扇屋のおばちゃんが、隣のお寺の鐘を突いて行って~って何回も言うので、そこまで言われたら…ってことで、扇屋の隣にある久延寺(きゅうえんじ)に行ってみました
夜泣き石伝説ゆかりの古刹
山門をくぐって、左手に鐘楼があります
結構強く突いて、ゴーーーーン!といい音が響きました
境内には、夜泣き石と同じ大きさの石がありまして、供養塔として置いてあるんだとか
夜泣き石伝説に出てくる和尚さんがいたお寺で、ここで子育て飴を与えられて赤ちゃんを育てたんですねぇ
お寺から先は、下り坂になってました
小夜の中山峠は、どうやら超えたみたい
しばらくすると、掛川市と島田市の境がありました
現在は島田市ですけど、昔は金谷町だったそうです
そして、この先でちょっと道を間違えちゃいまして、というか旧東海道は工事中で通行止めだったので、どっちみち迂回しないといけなかったんですけど、下に降りるまで、道を間違ってたことに全然気づかず![]()
すぐ旧東海道に戻ると、間の宿の菊川に到着
昔、付近の川から菊花紋の石が数多く出土されたことから、菊川という地名になったんだとか
しばらく歩くと、分かれ道があり、この左の坂道を歩きます
菊川坂石畳という坂道
石畳があることは、事前に知ってはいましたけど、まさか石ころがそのまま埋め込んである道だったなんて~![]()
普通、石畳って、
こんな感じの石畳を想像するじゃないですか?
まさかこんな石がゴロゴロしてる道だと思わなかった![]()
しばらく歩くと、車が通れるような道もあり、半分アスファルトになってた
しっかし、歩きづらい、江戸時代の人もこの道を歩いたのかと思うと、感慨深いですね~
結構長い上り坂だったので、かなり疲れました![]()
終わり地点には、休憩所があったので休憩![]()
休憩終わって、先へ進みます
しばらくすると、分かれ道になってて、森の中を歩くみたい
えっ!金谷坂の石畳!?
また石畳かよぉ~![]()
まさか、下り坂も石畳だと思わなかった![]()
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コケがあるところは、気を付けないと滑って転びそうなので、慎重に石の上を歩いて行きます
で、何とかしたまで下りてきた![]()
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いや~、菊川坂と金谷坂の石畳、かなり疲れる道でしたねぇ~
坂を下りて行くと、大きな通りにでるので、この横断歩道を渡って向こうへ渡ります
横断歩道を渡ると、道の向こう側が坂になってるので、ここを下りて行くと…
金谷宿に到着~![]()
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金谷宿は、江戸から数えて24番目の宿場
静岡県島田市にあります
宿場に入ると、すぐにJR金谷駅がありました
そして、駅の前には巌室神社(いわむろじんじゃ)があります
で、駅近くのガード下に一里塚があるはずなんですけど、
何もない…
いや、東海道の宿場の名前なんかが書いてあるのが立ってますけど、一里塚の跡じゃないです
ネットで調べると、確かにここにある画像があるので、昔はここに金谷一里塚があったのは間違いないですね
なんで撤去しちゃったんだろ?
本陣跡は、JAになってた
金谷宿は、宿場だった面影はほぼなく、昭和の街並みって感じ
距離的には、そんなに長い宿場でもなかったです
何も目印的なものはないですけど、このあたりで金谷宿は終了
【その3】へ続く…



























































