去年の11/10に、滋賀県にある阿賀神社(あがじんじゃ)に行ってきました
社号標が太郎坊宮(たろうぼうぐう)になってますけど、正式名称は阿賀神社
太郎坊とは、神社を守護する天狗の名前と伝わるそうです
阿賀神社より、太郎坊宮の方が一般的な呼び方みたい
阿賀神社は赤神山の山中にあり、途中まで車でも行けますが、今回は、一の鳥居横にある駐車場に車を置き、徒歩で向かいます
一の鳥居をくぐって行くと、舗装された参道が長ーく続きます
正面にあるのが赤神山
山の中央右側に、ベージュ色の建物が見えますけど、あそこが社務所が入ってる参集殿
途中、御神田がありました
その横には、大きな燈籠
太郎坊宮の基礎を作った、谷忠右衛門の喜寿と金婚を記念して建てられたみたいです
この先には、太郎坊宮の遥拝所
そして、二の鳥居
二の鳥居をくぐって行くと、山へと上る階段があります
ここまで来るのに、10~15分くらいかな?
結構な距離を歩きます
ここから阿賀神社まで326メートル
742段の階段を上ります
登ってすぐ左手に熊野神社があり、
階段を上がった所に、成願寺がありました
薬師如来を本尊としたお寺
阿賀神社と成願寺は神仏習合し、奥の院に太郎坊権現像を祀って、そこから太郎坊宮と呼ばれるようになったみたいです
このお寺の横から、太郎坊宮への階段が続きます
途中、いくつもの鳥居がありました
しばらく上ると、休憩所みたいな所があり、その横に不上石というのがあります
旧石段の一つで、参拝当日に魚鳥肉類を食べた人は、この石から先へは行けず、そこから拝礼してたそうです
しばらくすると、赤い建物が見えてきた
本殿まで行けない人のための祈祷殿
ここまでは車で来ることができます
祈祷殿の横には、黒い玉を持った天狗がいまして、
黒い玉を両手で触り、祈願するみたい
駐車場横に、太郎坊宮の名前の由来が書いてありました
ここから道が分かれてまして、右に行くと表参道で、左に行くと裏参道
表参道から上って、裏参道から帰ってくるのが一般的みたいです
ここからすぐに、干支の石像が並んでまして、
自分の干支、子を見てみると、
子授けに御利益があるみたい('ω')
参集殿の横にある鳥居から、階段がかなり急になります
途中、赤神山へ行く登山口との分かれ道がありますが、ここは真っすぐ上へ…
ここからすぐに拝殿があります
また階段を上がって行くと、境内社がありました
修行中の源義経が、祈願した時に休憩したと伝わる岩
その先に、鳥居があり、
夫婦岩と書いてある
上を見ると…
すげーデカイ岩に挟まれてる
岩の隙間は、こんな感じ
かなり狭いですけど、俺でも通れるので、誰でも通れると思います
ブラタモリでよく聞く節理が起きて、岩が割れちゃったみたい
とにかくデカく、全体が写真には納まらないくらいでした
夫婦岩を抜けると、祓い串があり、自分で身を清め、
阿賀神社の本殿へ参拝します
御祭神は、正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ)
神道に天台山岳仏教と修験道の信仰が相交わり、特殊な信仰形態のもとに、今日の太郎坊信仰が確立された。当社は八日市市が一望出来る赤神山の中復にあり、全山巨岩が多く、見るからに神秘な霊山で、神体山信仰、盤境信仰の発祥の地であるといわれている。山上には奥津磐境、山麓には辺津磐座と祭祀場がある。この辺は昔蒲生野と伝えられ、社伝には欽明天皇の御代聖徳太子が、又伝教大師が参籠され、広大なご神徳に感銘され、五十余社の社坊を建立して廟社を守護させられた。
近江の国主佐々木秀義の頃源氏敗れて源義経が奥羽に向かう途次、当山に登り源氏再興を祈願した故事があり(吾妻鏡)義経休憩の「腰掛岩」が保存されている、又頼朝上洛の時、佐々木定綱と共に当社に幣帛を献じた、佐々木氏と織田氏の戦により五十余の社坊は殆んど焼失し、現在成願寺と行万坊、石垣坊の一寺二坊だけが残存している。【滋賀県神社庁HPより】
他の人のレポートなんか見ると、「本殿まで上るのに大変だった」みたいなのが多かったので、かなりの山道なんだろうなーと思ったら、そんな大変ってほどでもない
まぁ、このあとが大変だったんですけど…
本殿の前は、展望台になってます
いい眺め(*´▽`*)
本殿の横には、裏参道への階段があります
階段を下りてすぐに、小さなお社や、
魂窟というのがあり、
一願成就社(イチガンジョウジュシャ)がありました
中には、お百度参り用のこよりが売っており、
横には、お百度参りをする為の参道がありました
途中、玉石社や、
天狗像があり、
さらに歩いて行くと、紫微社がありました
前には、心願十倍石と書かれた石
願い事が10倍になるのかしら?
目の前には、役の行者像というのがありました
この裏参道には、七福神の石像がいろんな所にあります
途中にあった、オブジェのようなこれはなんだろ?
裏参道の終わり付近には、不動明王が祀られたお社がありました
ここまで来て、境内を1周してきました
御朱印を頂きに参集殿に行くと、ももクロのサインが…
ここへライブイベントの成功のお祈りをしに来てたみたい
御朱印を頂いて、ちょっと休憩してから、赤神山へ登ってみました(^^)v
その2へ続く…