細江神社 | まのっちゃお! season3

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真野恵里菜&カントリー・ガールズ&神社巡りが大好きブログ

井伊谷宮の次は、細江神社(ほそえじんじゃ)に行ってきました

 

 

一の鳥居をくぐると、二の鳥居があり、

 

 

正面に拝殿と本殿があります

 

 

ここの御祭神は、素戔嗚尊(スサノオノミコト)・奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)

 

 

今から約500年前、明応の大地震により、浜名湖の河口に祀られていた、角避比古神社(つにさくひこじんじゃ)の御神体が、大津波により伊目の十三本松という場所に漂着し、その12年後、また地震が起こり、大津波で気賀の赤池という場所に漂着したそうです

 

気賀の里人がこの地に仮宮を建て、その後、現在のこの地に移ってきたそうです

 

社務所の上に、地図が書いてありました

 

 

浜名湖の南の河口から、ずーっと北の方まで流れてきたんですねぇ

 

そして、その御神体が流れ着いたという赤池が、この神社の近くにあります

 

 

綺麗に整備されてましたキラキラキラキラ

 

 

境内には、境内社があります

 

 

そんな中に、藺草神社(いぐさじんじゃ)というのがありまして、

 

 

大地震の津波で、稲が全滅してしまい、困り果てた村人は、当時の気賀の領主近藤縫殿用随公(コンドウヌイノスケモチユキ)に苦境を訴えたところ、大阪での会議で隣り合わせた豊後の国の領主松平市正(マツダイライチノカミ)から、「塩に強い藺草を植えてみてたら」と言われ、藺草を植えたところ、浜名湖一帯の名産物になるほど、周辺の各村に広まったそうです

 

神社の隣には、藺草が植えられていました

 

 

参道にある夫婦楠

 

 

大きな御神木の楠

 

 

この他にも、大きな楠木がありまして、

 

 

この楠木には、こんな伝説があるそうです

 

 

昔、この楠木の大きな穴の中で、大蛇と大コウモリが、「この楠木は俺のだ!」と言って、喧嘩をしていました

 

そのうち、大蛇は大コウモリの体をグルグル巻きにし、大コウモリは鋭い牙で大蛇の体に食いつき、その戦いは三日三晩続いたのですが、大蛇も大コウモリも血だらけになり、両方とも力尽きてしまいました

 

…という昔ばなし

 

静岡県の『子供むかし話』にも載っているらしいです

 

その大喧嘩した楠木の穴

 

 

子供が入れるくらいデカイ穴ですΣ(゚д゚;)

 

 

細江神社の御朱印