鏡神社の次は、率川神社に行ってきました
率川と書いて、『いさがわ』って読むらしい
この神社は、奈良市最古の神社なんだそうです
ここは、来ようと思って来たわけじゃなく、偶然通りがかった神社だったんですけど、そんな偶然立ち寄った神社が、あの大神神社の摂社だったというミラクル
大神神社と同じしめ縄の鳥居をくぐると、朱色の鳥居があります
朱色の鳥居をくぐると、すぐ拝殿があり、
奥に本殿が三つ並んでます
ここの御祭神は、右から、玉櫛姫命(タマクシヒメノミコト)・媛蹈韛五十鈴姫命(ヒメタタライスズヒメノミコト)・狹井大神(サイノオオカミ)
媛蹈韛五十鈴姫命は、初代神武天皇の奥さん
玉櫛姫命は、媛蹈韛五十鈴姫命のお母さんで、狹井大神はお父さん
狹井大神は、大神神社に祭られてる、大物主神(オオモノヌシノカミ)と同じ神様
中央に子供、左右に両親が祀られてる事から、子守明神とたたえられ、安産・育児・生育安全・家庭円満の神様として信仰されてるそうです
境内には、境内社や、大神神社の遥拝所がありました
そして、拝殿の前には…
芽の輪があるーー
以前、江ノ島神社で芽の輪を見た事があるけど、あまりの行列にくぐらなかったんです
今回、初めてくぐれるよ~\(^_^)/
芽の輪には、正式なくぐり方がありまして、
図のように、8の字みたいにくぐ…あれ、⑤が書き加えられてる(・_・;)
④までは知ってたんで、その通りにくぐってきたけど、もう一回左回りでくぐらないといけなかったのかー
家に帰って調べると、左に回る時は左足、右に回る時は右足からくぐらないといけないらしい…
全然ダメじゃん、俺
芽の輪くぐりとは、6月と12月に行われる大祓という、罪や穢れを除き去るための除災行事の事
芽の輪をくぐって、穢れを祓って、半年間無事に過ごせるように、というのを願うもの
その由来を調べたら、素盞鳴尊(スサノオノミコト)がどうのこうの書いてあって、どっかで聞いた事がある!と思ったら、以前、伊勢神宮に行く途中に、民家の玄関先に、しめ縄を一年中飾ってある意味を調べた時と同じ事が書いてある
その時に調べて書いた由来がコレ
昔、伊勢の地を旅した須佐之男命が夕暮れに泊まるところがなく困っていたところ、貧しくても心豊かな蘇民将来が自分の家に泊めておもてなしをしてくれたそうです
須佐之男命は大変感激して、「後の世に疫病あらば、汝、蘇民将来の子孫と云いて、茅の輪を以ちて腰に付けたる人は免れなむ」と言い残していき、以来、蘇民家は疫病が流行っても免れ、代々栄えたそうです
そして、いつの頃から伊勢志摩地方では注連縄に魔除として「蘇民将来子孫」の札をつけるようになったんだとか
コチラ の記事にも、その由来を書いてます
勉強になりますねー
率川神社の御朱印