山形帰省2日目の5/5
この日は、朝から蔵王温泉の大露天風呂に入りに行って…
いつもと違う道で帰ろうと思って車を走らせたら…鳥居を発見
なになに~と思って車を降りてみると、酢川温泉神社という所らしい
階段を上ると拝殿があります
結構新しい感じの拝殿
雪に埋まらないように、床が高くなってる(o^-')b
ここの御祭神は、大国主神(オオクニヌシノカミ)、少名彦名神(スクナヒコナノカミ)、須佐之男命(スサノオノミコト)、迦具土神(カグツチノカミ)
大国主神と少名彦名神は、一緒に国づくりをし、温泉が体にいい事を発見した神様
須佐之男命は、天照大神(アマテラスオオミカミ)と月読命(ツクヨミノミコト)と共に三貴子と呼ばれた神様
迦具土神は、火の神様
蔵王温泉は昔、酢川温泉と云われいたそうですが、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東北のエゾ征伐に来た時に従った武将の中の吉備多賀由(キビノタカユ)にエゾの毒矢が当たり、全身に毒がまわって苦しんでいる時、家来がこの温泉を発見して多賀由を入浴させたところ、すっかり全快し、大和の国へ帰って行く時、このお湯に救われたという感謝の気持ちで自分の名前を残していき、高湯(多賀由)温泉と名付けられたそうです
それから昭和25年に、蔵王山が観光地百選山岳の部で1位に選ばれたのを記念して蔵王温泉と名前を改めるまで、高湯温泉として利用されてきたそうです
日本武尊がエゾ征伐に来たのが110年だそうなんで、蔵王温泉は1904年の歴史がある所なんですぅ~
山形県民でありながら、そんな歴史があったなんて全然知らなかった
拝殿の隣には、薬師神社があります
薬師如来像が祀られてるそうです
その横には大きな石碑が…
『蔵王高原系こけし発祥の里』と書いてある
この神社、今回は車でショートカットしちゃいましたけど、本当は温泉街から長ーい階段を上ってこないと来れない
決して楽をしたわけじゃなく、偶然車で拝殿まで来ちゃったんですからね
酢川温泉神社の御朱印
社務所もないし、周りには人の気配もなし、御朱印はない神社だと思ってたんです
でもいろいろ調べてたら、御朱印があるみたい
で、ある所に行って書いて頂いたんですけど、どこかは秘密という事で…
偶然見つけた神社でしたけど面白かったです